2016年9月30日金曜日

四国巡礼

最終回ですね、内容が一変します。

私、来月早々から長期休暇を頂いております(皆様、有り難うございます)。

目的は、これ

そう、四国巡礼の旅に出ます。寄る年波と、暴飲暴食の不摂生がもたらすメタボ化と、過去に痛めた腰と膝の関節痛と、諸々の心配事と、戦いながら出発します。

歩破距離1,200km
人は「何故」と聞きます
私の心は今、希望に満たされているのであります

「大願成就」を念じて
出発します

で、今は出発に際しての準備に追われています。何せ、こんな計画は初めてであり、ぬかりの無い様進めている最中です。

「段取り八分、仕上げは二分」
(成功するかどうかの80%は準備で決まる)
(ただ、今回だけは段取り二分、体力・精神力八分のような気も・・・・)

【物の準備】
歩き遍路の持ち物・装備で最も重要だと言われているのが、靴(らしい)です。歩き遍路のコース8割が舗装されたアスファルトで、残りの2割が山道等の未舗装路、途中リタイヤ―の原因は靴に起因する足腰のトラブルが多いということです。
ウォーキングシューズとトレッキングシューズの間くらい、トレッキングシューズの一歩手前くらいのものが良い。当然、雨の日でも歩く事になるのでゴアテックは必須条件で、また、ソックスも肝ということ(らしい)です。


1,200km宜しくおねがいします

次はリュックですが、約30ℓが必要ということです。また、節約と経験を兼ねて数回、出来れば5回以上野宿ができればいいかなということで、シュラフも持っていくこととしています。
アウトドア用品の次はお遍路用品の準備ですが、これはネット販売で購入しました。便利ですねぇ~~~。

以上で物の準備は完了です

【体の準備】
次は体の準備が必要です。約1,200kmを40日で走破するとすれば、1日平均30㎞も歩くこととなります。こんな距離を歩いたことは、生まれてこの方一度もありません。当然アップダウンもありますよね。
事前トレーニングの必要性を感じ、9月の初めから車通勤を電車に変え、駅までを(7㎞)歩いています。当然、往復(朝夕)です。休日には20㎞程度の歩行訓練も進めています。

心配事は
8月末の球磨川遠征「湯治の巻」
に述べた
「腰痛後遺症」
なのです

【心の準備】
社内の環境も整い(皆様、ご無理を申し上げます)、そして体力的にも最後のチャンスということで、今回の計画となりました。なかでも

最も重要なのは「心の準備」でした

「人生は心一つの置きどころ」
と申します

巡礼することで
何が得られるのかは
解りません

「では」
「楽しんでまいります」


以上

2016年9月23日金曜日

白イカ釣り

前回の川の鮎釣りから一変して海のシロイカ船釣りです

小生、過去30年間、6~9月は鮎の友釣り以外の竿を持ったことがありません。それほど「悪魔の遊戯 鮎の友釣り」にのめり込んでいたのであります。
ところが年々、河川環境と鮎の生息状況が悪くなり「数」も、「型」も、そして「香」も悪くなる一方となりました。
残念なことに、ごく一部の河川を除いて「スイカの香りのする鮎」とか「キュウリの香りのする鮎」が釣れなくなったのであります。

小生、魚を食べることも大好きであり、特に美味い物(酒のつまみ)には目がありません。
このシロイカの「沖漬け」は「大変美味い」のであります。
という理由で、ここ4~5年は「食い味」を求めて山陰のシロイカ船釣りにも行っているのであります。では
1. 何時・・・・・・・8月の初旬
2. 何処で・・・・・・米子の大山沖
3. 誰が・・・・・・・小生と会社の同僚の二人で
4. 何を・・・・・・・シロイカ(正式名称は剣先イカ)
5. どうして
このような雰囲気の中
(暗闇になると漁火を点灯させます)


このような獲物を(同僚の釣果)
最大は胴長 約40cm、1,980円以上?

しこたま釣りました。そんで


沖漬け

現地で「沖漬け」を作るのであります。船上で大きなタッパー容器に沖漬けの素(酒:みりん:醤油=1:1:2)をたっぷりと入れ、生きたままのイカを放り込むのであります。おイカさんは
墨を2~3度吐きながら
美味しくもない
沖漬けの素を吸って
ゆっくりと
動かなくなります
「間無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

この釣りは、夕方18時からの釣りとなります。
深夜の0時まで釣りをし、帰宅は午前2時過ぎ、魚の始末と道具の片付け、そしてお風呂ということで3時過ぎの就寝となります。
大抵の場合、この日は仕事であり6時には起床となります。
仕事中は瞼がとじないよう爪楊枝で瞼を突っ張って頑張るのであります(笑)、夜のごちそうに備えて。

6.どうなった
で、その日の夕食は
こんなもんが、テーブルいっぱいに
そんりゃ~~~~~~~~~~、酒も進みますデス


そして
その翌日は
船上で作った「沖漬け」が食卓に

焼酎の一杯が二杯になり、二杯が三杯になることは間違いありません。うんまいんでぇ~~~~~~。

「たみゃら~~~~~ん」
心配ごとは
「痛風」
ですねん

以上

2016年9月16日金曜日

球磨川遠征 その3

(前回の続き)

6.どうなった
川の中での楽しい大運動会、そのせい(?)での腰痛の発症
こんなことから、今回の遠征は「湯治の巻」となったのであります。

日本三大急流の球磨川沿いには70ヶ所の源泉があり、かけ流しで楽しめる湯量豊富な温泉が沢山あります。料金も200円から400円程度と安く、泉源も異なるので、近くでも全く異なった泉質を楽しめます。

① 相良路の湯 「おおが温泉」
天然ラドン温泉かけ流しで24時間営業、300円、です。



左から、普通(38℃?) 熱め(40℃?) 冷水(20℃?)

泉源の説明→ラドンは体内に入り毛細血管の隅々にまで行き渡り、自律神経を働かせ・・・、この活発な新陳代謝がラドンのもたらす全身の爽快感と疲労回復させます・・・・・。ただ、腰痛とか関節痛に効くとは・・・・、書いてない。

何時も使っている大好きな温泉です

② 重曹泉 「華まき温泉」
ナトリウム-炭酸水素塩泉温泉かけ流しで10~20時営業、400円です。


泉源の説明→特徴としてはほぼ重曹泉。アルカリ度高めで、CO3の存在も見え、肌のつるつる感が強い。泉温が低めのため、若干加温。ただ、腰痛とか関節痛に効くとは・・・・、ここにも書いてない。

人も少なく、大変ゆっくりと落ち着ける温泉です

③ 共同湯 「元湯」
ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉掛け流しで6~22時営業、200円です。


泉源の説明→ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉、泉温が48℃ほどなので、4月~9月までは20%、10月~3月は10%の水道水を加水している旨の表示がある。70年以上の歴史があり、200円と大変安い。ただ、腰痛とか関節痛に効くとは・・・・、ここにも書いてない。

さあ、湯治で腰の調子は良くなるのでしょうか?


【一回目】・・・釣行二日目の昼 ①「おおが温泉」
 車に乗っているうちには痛さはさほど無いのですが、歩きと、着替えが大変です。裸になり、そろりそろりと、手摺りを掴みながらのやっとの入浴。とても他人には見せられません。

親切な方の
「大丈夫ですか?」
の優しい声が
耳に

「ハイ、なんとか」

滞在時間は40分。腰が温まったので大分、楽になりました。ただ、歩く姿は「腰をかばったおじいちゃん」の姿、そのままです。

【二回目】・・・その日の夕方 ②「華まき温泉」 
小生、若い頃マイナースポーツである重量挙げをしていた時腰を痛め、その後は数年毎に今回のような「腰痛」を起こしています。自分では「時間が薬」と思っており、もう少し我慢をすれば良くなると感じています。
それにしても、昨日の川の中で大運動会(たのしかった~~~)の反省が頭の中をよぎるのであります。

此処の湯は温度が低く、お客さんも少ないので約1時間もゆっくりとさせていただきました。少し、落ち着きましたね。

心配の種は
今晩
「寝れるんかの~~~~」
寝返り
「うてるんかの~~~~」
です

その夜は、囮屋さんが大変立派な回転椅子を調達してくれたのであります。テレビを見ながら少量の焼酎を飲み、早めの就寝としました。

【三回目】・・・釣行三日目の朝 ③「元湯」
朝起き上がる時が一番つらい。
横になり、痛みを抑え数分我慢。膝を立てて俯せて、痛みを抑え数分我慢。
机に腕を立てて「よっこいしょ」で腰を伸ばして立ち上がります。
洗面所では、片手で体を洗面台で支え歯磨き、そして洗顔は片手で。トイレでは・・・・・、そりゃ大変です。

この温泉は、朝も早いのでお客様も少なくゆっくりできました。長湯も長湯、お湯に入ったり出たりの繰り返しで1時間以上もお風呂にいました。これだけ長く居ると、他のお客さんの平均入浴時間は15~20分ということが確認できましたですよ、ハイ。確かに、体が温まると痛みも緩和されることが実感出来ます。

【四回目】・・・その日の昼 ①「おおが温泉」
今日の昼過ぎに出発することとしています。最後は、何時もの温泉です。時間帯も混むころですが、やはり此処を外すわけにはいきません。ここで、たっぷりと「湯治」をすればなんとか岡山まではたどりつけるでしょう。幸いなことに、運転姿勢ではあまり痛みを感じません。

「熱めの湯」「冷水」
の入浴を
繰り返します

約、1時間ゆっくりとさせていただきました。昨日、今日と、こんなに温泉につかったのは生まれて初めてです。今迄は、体力のあるまま好き勝手して、特に支障はなかったのですが、なんか、

天から
「少しは、体の事を考えて」
(無理な釣行は)
「ほどほどに」
「しなさいよ」
との声が
聞こえたような、聞こえなかったような

とんだ球磨川遠征「湯治の巻」となったのであります。
まあ、あんな・こんなで、なんとか無事我が家に到着することが出来ました。


以上

2016年9月9日金曜日

球磨川遠征 その2

2回目ですね。懲りずに今回も球磨川大鮎釣行の報告です。

1. 何時・・・・・・・8月26~28日
2. 何処で・・・・・熊本県人吉市内の球磨川で
3. 誰が・・・・・・・大型不発であった前回のリベンジに燃える小生が
4. 何を、どうした・・腰痛の発症の気配があるにもかかわらず、強行遠征しました

今回は腰痛の気配があったため、前日の夕方発ではなく、様子を見ながらゆっくりと寝て早朝出発し、お昼頃人吉到着です。
囮屋のご主人に「今回は遅い到着ですね」と歓迎されましたが、
「昨日は天候が悪くて、追いがイマイチ。多い人で○匹、少ない人は・・・・・」とか
「今日は天気も良いので、少しは・・・・・」などと景気の良い話はさっぱり聞こえません。
なるほど、川の中にも釣り人はポツン、ポツン程度です。


小生は
「任せなさい」

と掛け声勇ましく出発です。下流の大鮎ポイントへ直行し、14時頃から竿出しです。周りには誰もいません。掛かるのかどうか大変心配です。ところが


パラダイスで
「掛かる、掛かる」
バンバンと
ブタのように大変良く肥えた大鮎(26~29㎝程度)が

連発の12本でした。久しぶりに川の中で、引き倒され、流されての大運動会です。そう、糸が切れるか、竿が折れるか、本人が流されるか、を楽しんだのです。


久しぶりの大満足
「今日のところはこれで許したるか」
「ふん」
意気揚々と
囮屋に帰ったのであります

囮屋さんのご主人も「やっとHPの写真を飾れます」と小生より喜んでいます。夜は、球磨焼酎の一升瓶を片手に・・・・・。


明日は
「尺鮎じゃ~~~~」
「任しんさい」

と夜がふけるのでありました          



で、翌朝、目が覚めると
思わず声が
「うぅ~~~、うぅ~~~」
(腰が)
「いてぇ~~~、いてぇ~~~」
「いてぇ~~~」
「こりゃ、おえん(方言)」
「こりゃ、ほんま、おえんで~~~」
悶絶

とはいえ、せっかくの遠征。休むわけにもいかず、腰を庇い庇い、なんとか川原へ。午前中頑張るも、釣りどころではありませんでした。とんだ、遠征旅行となったのであります。

(以下は次号へ)

2016年9月2日金曜日

球磨川遠征

早いもので、3回目の登場となりました。
前回、前々回と「釣り」のお話をさせていただきました。
今回は「釣りにまつわる話」と「時事報告」とします。


願いは
「願天候良好、望大型大漁、至心身健康」
「大願成就」   


では、まずは大鮎の宝庫「球磨川遠征」のお話を。

  • 何時・・・・・・・8月11~14日
  • 何処で・・・・・・熊本県人吉市内の球磨川で
  • 誰が・・・・・・・当然、小生が
  • 何を
こんな川の


こんな流れの中で


こんな大物を


バンバン釣る!・・・・・つもりでしたが
今年は、なぜだかサッパリ掛かりません(泣)
「こりゃ~~~、おえん・・・おえんで~~~(大泣)」

岡山からはるばる600㎞もの遠征釣行で今更帰れません、帰るわけにはいきません!



  • どうしたか
九州の河川の鮎釣り環境は大変恵まれています。
ひと山越えて宮崎県に行けば、いま売出し中の名川「一ツ瀬川」があります。球磨川から40㎞、約1時間の距離です。


「捨てる神あれば拾う神あり」


素晴らしい風景


この透明度と


この美鮎(ちょっと小さいですが)



10年程前に数回行ったことはあるのですが、心に余裕がなかったのでしょう。
この景色と川の透明度にさほど感銘をうけた覚えはありませんでしたが、キャリアを積むことで視野も広がるのですかね。

素晴らしい綺麗な鮎がそろいました。
味も最上級です。


まだまだ残る「日本の大自然の美しさ」と「一ツ瀬川の美鮎」に、心が大満足した数日間を過ごしました。


「自然の恵みに感謝」


以上