学校での入学と卒業、会社での入社と退社など、よく耳にする季節ですが、先日、NHKのローカルニュースの特別番組で、ある大学の先生が、人生にも入学と卒業があり、一日においても、朝目が覚めた時が｢入学｣で夜眠るときが｢卒業｣との捉え方もあるとのことでした。
一年の時間の長さの感じ方は年齢分の１などと言いますが、子供の時は一年が本当に長く感じましたが、最近はこの前お正月だったのにもう3月が終わろうとしています。
人生が80年として、残りの長さの方が遥かに短くなりましたが、最近気になるキャッチ・コピーが二つあります。
どちらも何故か予備校のキャッチ・コピーですが、新幹線の中からみえる｢努力は実る｣、もうひとつはテレビでよくみる｢何時やるか。今でしょう。｣
何か身体や脳にいいことを継続し、健康寿命を延ばしたいものです。
では、また次回。今回はこれで卒業します。
ゴルフと相撲の話題を先週と先々週あげましたが、私の年代だとやはりプロ野球です。
子供の頃は、現在のようにどの球団のゲームでもテレビ観戦出来る訳でなく、巨人戦のみが放映され、放映時間は夜7時から9時前ぐらい(一部の地域だったのかも)でした。
だから、概ねの人が巨人ファン。
ところが何故か私は阪神タイガースのファンになっていました。
それも九州生まれなのに・・・ 原因は不明です。
巨人ファンだったら、人生でも楽しいことが多かったことと思いますが、今更、阪神ファンを卒業する訳にもいかないので、生涯このままです。
ただ、最近、身近に｢野球は阪神｣と言う方も現れましたので、心強い限りです。
ところで、先日のWBC二次予選(台湾戦)の9回２死からの井端選手の適時打は凄かったです。
常々思っていることですが、相手からみて、いちばん嫌なプロ野球の打者は中日の井端選手です。阪神の選手だったらきっと一番好きな選手になっていたことでしょう。
でもその前に、９回２死から阪神の鳥谷選手の2塁への盗塁、アウトならゲームセット、正に｢運と度胸と決断｣です。あのひとつのプレーが日本代表のアメリカ行きを決めたのではないかと私は思っています。2009年WBCにおける内川選手のレフトの守備と同じです。
これは私の勝手なつぶやきですが、鳥谷選手は今年首位打者になります。
テレビの番組表を見ていると、この前大相撲初場所があり横綱日馬富士が全勝優勝を飾ったばかりなのに、早いものでもう大相撲春場所が始まっています。
子供のころ、まだ自分の家にテレビがなく、集落にただ一台のテレビでよく大相撲を観戦させていただき、当時は｢柏鵬時代｣で大相撲は大変な人気でした。
子供たちは空き地や庭に棒切れで円を書き、｢相撲ごっこ」に明け暮れました。
｢柏鵬時代」、何故か右おっつけ左ノド輪の柏戸のファンでした。
柏戸が何場所か休場し、再起をかけて柏戸大鵬の千秋楽全勝決戦で柏戸が優勝し、翌場所大鵬が全勝優勝をしたころが最も盛り上がったように記憶しています。
大鵬はどんな取り口の相手にも柔軟に対応し、最後は相手を土俵の外へ寄り切っている本当に｢型のない型」の強い大横綱でした。
その大横綱大鵬も今年亡くなられました。引退後は、闘病生活で大変ご苦労をされたとのこと、ご冥福をお祈りいたします。
国民栄誉賞が贈られたようですが、生前に贈られたら本人が喜ばれただろうと思います。もう一方の高度経済成長期の立役者である巨人の長島さんにも国民栄誉賞を速く贈与されたらいいと思います。
大鵬のお孫さんが相撲をしているようですが、速く当時のような大相撲人気が回復することをひとりの大相撲ファンとして期待しています。
毎月1回同じメンバー4人でゴルフを楽しんでいますが、2月は一人家庭の用事で参加できないとの事で、初対面の方Aさんがいつものメンバー3人に加わることになりました。
そのAさんが最初に｢私はゴールドティーから打ちますのでよろしく｣とおっしゃられたので70歳になられたのだなと想像しました。
ハンディキャップも4人の中でAさんが少なくいちばん上級者でした。
その日のゴルフも始まり我々3人は60歳代なのでAさんより少し後ろからティーショットを打つわけですが、その距離を差し引いても常にAさんがいちばん飛んでいる状態で特に親しく話しが盛り上がるでもなく午前中のハーフが終了し、成績もAさんがトップでした。
昼食が終わり午後のハーフ2ホール目でAさんより｢みなさん歳はいくつですか｣との質問があり、それぞれ自分達の歳を応えました。
仲間の一人が｢Aさんはおいくつですか｣と尋ねたら
｢私は80歳で今年81歳になります｣
みんな驚きました。背筋がまっすぐで力強いフォーム、とても80歳には見えません。何か生活習慣で心がけていることはと尋ねたら、｢風呂上りに缶ビール1本と焼酎を１杯のんでいる、もう少し飲みたいが、ゴルフをするために我慢している、食事も腹7分程度を心がけている｣との事でした。
それから、Aさんがゴルフ経歴を語り始めました。
数年前まで奥様とご一緒にもう一組のご夫婦と4人でよくラウンドされたとのこと、ある日そのもう一組のご主人がホールインワンを達成し、その保険金80万円を利用して4人でハワイ旅行に出かけた事、エイジシュートを3回達成したことなど話が盛り上がり大変楽しい一日となりました。
今年1月4日に高校時代の「還暦同級会」に出席しました。
高校は男子ばかりのクラスで、当時同級生は40名、担当の恩師は3名でしたが、今回同級生21名、恩師2名が出席しました。
同級会の開場へ入り、受付をしている所が2ヶ所あり、特に案内の掲示もなく、2ヶ所とも2名で受付をしていたが記憶にある顔でもなかったので、他の受付だと思い奥の部屋へ行くと「還暦同級会」の掲示板があり、10名程度集まっていました。
最初全く誰が誰か判りませんでしたが、お互い名前を言っているうちに一瞬にして42年前に戻りました。お互いにいいオジサンになっていました。
あの時代、高校1年生は丸坊主で過ごし丁度2年生から長髪が許可になり、その当時、グループサウンズが流行し、長髪でいちばん髪型を気にしていた受付の二人だったので、現在の髪型(短髪)がまったくイメージ出来ずに受け付けを通過してしまったようです。
出席いただいた二人の恩師も我々を担任した当時の年齢が22歳と28歳だったらしく、今ではどちらが生徒でどちらが先生か判らないような状態でした。
幹事さん(受付の二人)のお陰で、家族のこと、仕事のこと、健康のことで話が尽きない本当に楽しい3時間を過ごすことが出来、ありがとうございました。
お互い健康第一で再会を誓い合った今年のお正月でした。
