2018年10月12日金曜日

1週間は早いですね。締め切り6時間前です。
大丈夫、ネタはある。人生はネタとケガだらけ。

さて、2013年の神戸マラソンを皮切りに毎年フルマラソンへの挑戦を続けているわけですが、やはり半年前からの準備も実らず悔しい思いをした大会もいくつかあります。まぁそればっかとも言えますが。

その中でも忘れえないのが2回目の挑戦となった2014年。
前年、初のフルマラソンで「地獄の30㎞」を味わいグダグダのまま終わったものとしては、次に考えるのはやはりタイムアップでしょう。なんとか5時間を切ってみたい、とそんな思いで練習を重ねてきました。
夏前にはちょっとずつタイムも上がりなかなか順調でした。
・・・えぇ、順調だったんですよ。

11月のある日。長女の入っていたミニバスの行事がありました。親子取り混ぜてのイベントに、久しぶりにボールを持ってはしゃいでました。その時、

グリっと。

ひざに激痛。立てません。病院に直行し、その後、別の整形外科にてMRIを撮影してもらいました。10年前から治療せずに放置していた古傷が悲鳴を上げたようです。まぁ薄々は知ってたんですがヤッちまいました。

「あの~来週マラソンがあるんですが走ってもいいですか?」
「(言っても)走るんでしょ?」
「え~・・・ハイ」
「じゃあ止めませんから」

なんて素敵な会話をしながら水を抜いてテーピングで固定してもらいました。
先生、ありがとうございます。こんなアホの相手ばっかでしょうに。

で、次の週。


こんな顔してますが、ひざはほぼ曲がりません。
そこまですんな、って感じですがマラソンはお祭りだ!全力で楽しむんだ!の精神です。
体調に反して気持ちは充実していた気がします。


まぁそんな充実ぶりも走り始めるとやっぱり時間と共に激痛に取って代わられます。
前年に引き続き「地獄の30㎞」です。もう記憶もなにもありません。
ふらふらと歩を進めるのみです。
周りの声援だけが気持ちを繋いでくれます。

結局、前回より20分近く遅い6時間ちょっとのネットタイムでフィニッシュ。
おかやまマラソンだと足切りくらってるタイムじゃん。
足も腰も首も痛くて痛くて辛かったんですが、そんな中でも完走しきったのが唯一の思い出でした。


しかし、なぜかこの年から目の前の駅が使えず、隣の駅まで足を引きずって帰路につきました。なんでやねん!