2013年5月10日金曜日

腹が減ったら食べる。減ってないなら食べない。

最近、ダイエット的なことを始めました。

最初のきっかけは痛風を発症した時です。
どう考えても自業自得なこの病気になったのはもう仕方がないとして、定期的に行われる血液検査でコレステロールや肝機能の数値に異常が出続けている事を指摘されておりました。
何か異常があるかもしれないから内科を受診するようにと担当医から強く言われ、同院の内科医に調べてもらったところ・・・

「あ~。典型的な脂肪肝ですね。教科書に載せられそうなくらい。異常?強いて言うなら食べ過ぎ?運動して下さい。」

・・・といったコメントを頂きました。

この時は「運動しなきゃな~」と思ったものの結局実行には至りませんでしたが、とりあえず糖尿が怖いので酒はひかえるようになり体重の増加は止まりました。


そして今回「もう痩せるという選択以外はありえない」という考えに至ったわけですが。
前述の脂肪肝も含め、細々した理由はいろいろあるのですけれど、決定的な理由は「既成品の服が着れなくなってきた」ということです。

サイズだけ見ればLLの既成品は着ることが可能ですが、トレンドなのか何なのか、最近の既成品は昔に比べタイトに仕上がっていて、お腹が出ているデブには厳しいデザインになっています。肩や腕はちょうどいいのに腹回りだけピチピチみたいな事になるわけです。
そういう体型の人向けの専門店なんかには感じの良い服を売っているのは知っていますけど「無駄に食ってデブった挙句、服にも無駄な金を使うというのは馬鹿げてるよな~」という考えに至り、痩せることを決意しました。

そういう考えでダイエットを決意したので、金をかけたのでは意味がありません。
加えてこういうのは継続出来なければ意味が無いので、自分にとって無理の無いやり方をチョイスした結果がタイトルの「腹が減ったら食べる。減ってないなら食べない。」です。

ルールは簡単。食事の時間に「今、本当に腹が減っているか?」を考えて、減っていなければ食べないというそれだけの事です。味覚から得られる快楽とか、時間が来たら食事をするという習慣なんかを度外視して冷静に詰めてみると、意外に無駄なものを口にしているのに気が付きます。空腹に見合った量を食べればいいのに「あ、これ美味しそう」とか言いながら余計なものを食べているものです。太る原因はそういう事の積み重ねであろうからそれをやめればいいという理屈。

まず夕食は習慣で食べているだけで実際は腹が減っていないことに気づき、夕食を食べない習慣が身につきました。結果、1ヶ月そこそこで10kgほど一気に減り、半年ほど経過した今でも少しづつ体重は減少してトータル13kg程度のダイエットに成功しております。

数値でも結果は出ていて、血液検査の結果も全て標準値に収まる状況になりました。加えて、なんか体調も良くなっている実感があり、何やっても疲れにくくなった気がします。連鎖的に「ちょっと運動でもしてみる?」みたいな気分になってきて長年眠らせていた自転車を引っ張りだしてみたり、良い循環が生まれております。

あと、習慣で漠然と食べるのではなく、欲求で能動的に食べるので食事の味も美味しく感じるようになった気がします。


ということで良いこと尽くめのHappyな状況ですけど・・・これが痛風になる前に出来ていたらなぁと、いまさらのように思うわけです。
過食傾向を自認する皆様、考えを改めるなら早い方がお得ですよ。