2020年5月8日金曜日

いでたち

鮎釣りは6月初旬に始まり 9月下旬で終わります
ほんのひと時の楽しみが鮎師を狂わせるのです
ただこの時期水温は大きく変化します
いでたちも大きく変化するのです

6月(初期)
6月初旬の水温は16~20℃です
長時間川に浸かっていると全身が震えて寒くて耐えられません
身体にも良くありません 神経痛も心配です
おのずと保温が大切となります
ドライタイツ5㎜です

7月(中期)~8月(盛期)
7月に入ると水温も上昇し20~25℃です
程よい水温で魚の活性も高くなり 釣りも大変面白い時期となります
寒くもなく 暑くもなく 標準的ないでたちとなります
タイツは3.0㎜です
8月に入ると猛暑日が続き水温も高い所では30℃となります
魚は土用隠れとなり昼間の活性は落ち 朝夕に追いがたつようになります
釣り人は地上の暑さから逃れ
どっぷりと水に浸かりっぱなしです
 非常に快適  極楽 極楽  です
タイツは1.5㎜です

9月(終盤)
この時期となると水温は下がり涼しさを感じ始めます
魚も産卵のために川を下り始め群れを作り釣り難くなります
がその中に獰猛な尺鮎が縄張りを持ち周りの鮎を蹴散らかしています
釣り人は激流に流されても決して死なないよう万全の装束で戦いを挑みます
ウエットスーツとスパイク付きの足袋
「どりゃ~~~~~~~~~~」
装束にも気合が入ります
勿論 狙いは尺です

左から 6月(初期) 7~8月(盛期) 9月(終盤)


次回は備品です