2021年4月2日金曜日

 20195月以来のつぶやきです。つぶやく内容がランニング、調査、畑仕事に偏っており、分かる方にはすぐにばれてしまいそうですが、めげずに同じような内容で攻めたいと思います。

 

つい先週に鹿児島へ調査に行ってきたので、その旅日記を書こうと思います。が、調べたら前回のつぶやきも直前に行った鹿児島調査のこと書いていました。ご縁を感じます。

 

岡山から鹿児島までは車で約9時間。以前、最南端佐多岬まで走ったときは13時間かかりました。初日は移動だけで終了。

 


今回は新型水中ドローンを使いまくる調査シリーズです。船上で小さなモニターを眺めているとかなりの高確率で気分が悪くなりますが、今回は全日程で天候に恵まれ、海に撒き餌(おえーっとなることです)とは無縁の現場でした。


2日目は水深60mの調査。水中は思ったよりも明るく良く見えました。魚礁の中には何やら大きなお魚が…


ヤイトハタです。遠くなので大きさはわかりづらいですが、貝殻基質の長さから推測するに1m近くはあります。ここからさらに中へ攻めこむ若手オペレーター。

「考えて脱出せんとケーブルがからんじゃうよー?」と冗談で言ったつもりでしたが、恐ろしいことに本当に絡んでしまいました。。。 なんか複雑にからんでいそう。

どうしよう!?外しに潜るか!?いやいや水深が深すぎだろ!!ここでオペレーター代わってください!て言われても俺もテンパって外せんぞ!?すっぱり諦めて有線ケーブル切っちゃおうか!!って諦めるの早すぎだろ!!

と頭の中であれやこれや考えていると、当の本人が「あ、取れます取れます」と、割と冷静に状況を判断し脱出。こいつの胆力ハンパないと思った瞬間でした。

気を取り直し、桜島を目の前に眺めながら試験釣獲。今回の調査ではシェルナース周辺でマダイ、イサキ、アジ、カサゴなどを釣ることができました。

潜水調査もやりましたよ。これまでの調査で、ハタ類の楽園になっていることが分かっているポイントへ。前回はうまいこと写真が撮れなかったので、今回はベストショットを撮影しようと意気込み、水深35mへダイブ。

海底に着くと、今回も安定のハタ類!しかし、大物はなかなか近づかせていただけない…赤が大変キレイなスジアラが何匹もいますが、みーんな棚の奥などに隠れていきます。さすがシェルナース!いい隠れ場があるね!でも、写真撮るときくらいは出てこよーねー(ToT



最後に調査の1場面。調査が終わり港で片付けをしていると何やらでかいヒトデが打ち上げられています。漁業者に聞くと、刺し網にかかったヒトデとのこと。しかしこのヒトデ、次の日には忽然と姿を消すというのです!

話を聞くと、農家の方が持ち帰り畑の周囲に撒いておくそうで、これを撒くと野生動物が近寄らなくなるというのです。見た目グロテスクで海では役に立ちそうにないですが、意外な利用方法があるんだなと関心しました。


おしまい。またお会いしましょう!