2014年9月26日金曜日

倉敷美観地区

先日、友人たちとの再会のため倉敷へ。

少し早く着いたので美観地区を散策してみました。夕暮れに包まれた美観地区は幻想的で、川面に映る倉敷館や中国銀行のステンドグラスは見慣れた景色と異なり、風情を楽しめました。


友人たちとの再会は、林源十郎商店の屋上テラス(倉敷町並みガーデン)。
当日は気温がグンっと下がって「寒い!寒い!」の連発でしたが、オードブルから始まりピザやメインの肉料理、焼きカレーなど最後のデザートまでビアガーデンとは一線を画したコース料理で、料理も景色も最高でした。
写真中央にひときわ明るく見えているのが大原美術館。


肝心のメインディッシュ「本日の岡山千屋牛(A5)肉料理」(当日はローストビーフ)は、写真を撮り忘れてしまうほど食べるのに夢中になっちゃいました。



散々食べて飲んだ後、お土産に「あま酒」(koji100)を貰いました。
(左:林源十郎商店、右:十八盛酒造)

「あま酒は飲む点滴と言われてるんだよ」と聞き、また製造元は児島の十八盛酒造とのこと。しかもラベルがそれぞれ違うと言われ、早速購入。それぞれの個性が出ているラベルに仕上がっていました。


この紹介が皆さんの目に触れる頃、倉敷町並みガーデンは終了していますが(期間:7/18~9/28)本館1F、2F、母屋、離れ、蔵など見所、食事処と盛りだくさんなので、美観地区散策と合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか?






長いようで短かった1カ月、お付き合いいただきありがとうございました。

来月からのお話も、お楽しみください。






2014年9月19日金曜日

アキランサス

2週続けて「月」のお話でしたので、今週は「花」。

我が家には庭がないので、キッチンや玄関先の小スペースで観葉植物や花、野菜などを育てています。
今は、来年の春に向けてストロベリーキャンドルに挑戦中です。

(種まき初日)
 
 
(3日目)

たった3日でムクッと出てきてます。水しかあげていないのに…植物ってスゴイ!





こちらは玄関先。
夏に植えていたケイトウが寂しい感じになってきたので、仲間を増やしてやりました。

これからの紅葉に先駆けて、最近町やホームセンターで見かけることの多い「アキランサス」をプランターへ。
まだ隙間がありますが、これから元気に茂ってくれるはず。。。


後述の方は「花」ではありませんでしたが、見て楽しめる植物があるとホッとします。
「ストロベリーキャンドル」の成長具合は、またお伝えします。

今週はここまで。



2014年9月12日金曜日

先週に引き続き、お月様のお話。
9月8日は「中秋の名月」、9月9日は今年最後のスーパームーンでしたね。

この時期は台風や秋雨前線の影響で雨が多いですが、今年は晴天に恵まれステキなお月様に出会えました。

外に出てみると雲ひとつない夜空に、煌々と照る月を見ることができ、少し肌寒い夜風に吹かれながら風情を楽しむことが出来ました。

翌日は「スーパームーン」。
正直、少し前まで言葉さえ知りませんでしたが、パソコンで検索中に偶然8月のスーパームーンの写真を目にして、心を奪われてしまいました。調べてみると今年最後らしい。絶対に見たい。願いは通ずる!!

本来、9月9日AM11:00前が良いらしいのですが、『月、見えない…明るいじゃん。』と思いつつ、会社帰りに月を見ると、おっ、大きいのがドーンって感じで迫ってました。
思わず帰りに撮影してみましたが、スマホだとド迫力をお伝えできません。でも、いつもより大きく、眩しいように感じられました。
瀬戸内海の水面に映るお月様。





鷲羽山から。












瀬戸大橋とお月様。
(ちょっとブレてます)












余韻に浸りながらのお別れです。
また、来週お付き合いください。



2014年9月5日金曜日

中秋の名月

思い返せば前回担当も9月でした。色々なことが起こった8月も過ぎ、穏やかな日々が過ごせますことを祈りつつ、1カ月お話していきたいと思いますので、お付き合いください。

朝晩が少し寒く感じられるようになりましたが、そろそろ中秋の名月(9月8日)。月?より団子の私は、仕事帰りにお団子を探してお店を何件も回った経験があります。結局どこも売り切れでど~しても食べたい私は、材料を買って自分で作って食べました。当然、味はイマイチ。。。
まあ、こんな話はともかく、年始から始めた『えんぴつで奥の細道』に載っていた俳句を思い出したのでご紹介させていただきます。

『名月や 北国(ほくこく)日和(びより)定(さだめ)なき』
解説:8月14日(旧暦)夕暮れ、敦賀の港に宿を求めた芭蕉。その夜、月は殊の外晴れ渡っていたので「これなら明日はよい月見の晩になるのでは」と家の主人に言えば、「ほやけど、北陸路のことやけん、まさに十五夜の天気ははかり難しやでのぉ」と返してきた。主人にすすめられるまま酒をいただき、その後で気比明神に夜参りした。社頭の前の白浜を目前にし一句

『月清し 遊行のもてる砂の上』
(訳:月が清らかな光を放っていることだ。歴代の遊行上人が持ち運んだと聞く神前の白砂の上には。《学研全訳古語辞典より》)

そして15日、主人の言ったとおり雨になった。と、2つの俳句を合わせるとギャップが楽しめるようです。
ちなみに、この俳句を詠んだ3年前は大川に写る名月を見られ、2年前は雨、前年は晴れで、ここ4年は2勝2敗だったと記されていました。

子供時代以来の硬筆。『えんぴつで奥の細道』を始めたころは色んなところが痛くなりましたが、終わったときの達成感と充実感は清々しいものでした。
皆さんも、文化の秋にちなんで何かを始めてみるのも良いのでは…。


雨でお月見ができないときのために、この1枚を追加しておきます。
(月よりお団子のほうが目立ってますが…)


では、また来週お付き合いください。