2011年7月29日金曜日

アブ恐るべし

先日、生まれて初めてアブに刺されました。

アブ自体はよく見るし、ハチは警戒してもアブは無視といった感じであまり気に停めていなかったのですが・・・アブはヤバいですね。

刺されたときはそうでもないですが、翌日くらいからメチャメチャかゆい!そして痛い!
うっかり10箇所くらい刺されたもんで、なんかビジュアル的にも大変なことに。

ひどい人は腫れ上がって病院に行ったりするようですが、幸い蚊に刺された時の数倍かゆいというくらいで特に腫れ上がったりしてないので市販薬を塗りつつ様子をみています。

今更のように虫除けの方法を調べたりしているのですが、ハッカ油が良いようですね。
夏場に風呂に入れたりするものだと思っていたので自分的には新しい発見です。

2011年7月22日金曜日

得手不得手

写真を撮り始めて十数年になりますが、被写体は概ね同じで撮り方もあまり変化はありません。

被写体は主に山。季節によって変化する色をいかに撮るかを考えつつあちこち巡ってます。
気が向いたら花とか虫とか撮ったりもします。

結果として使う機材はその目的に特化したものになっていくわけで、レンズはいろいろ持ってるものの広角とマクロのみ。

普段はそれで困らないのですが、極稀に「なんで望遠持ってないんだろ」と後悔するシチュエーションがあります。

具体的にはこういう時。


夜明け前から日が昇るまでの時間帯の色合いが好きなので、写真を撮りに出かける場合は夜明け前からスタンバってる事が多く、なんかいい感じの朝日に遭遇する事がたまにあります。

しかし持ってるのが広角ばっかりなので何度撮っても冴えない構図になってしまいます。


太陽を大写し出来るようなレンズを1本持っておきたいものですね。

2011年7月15日金曜日

趣味と価値観

隣の席のM君とたまに話すネタですが、人の趣味による価値観というものは余人に知る術なく測り難いものです。


例えば手元に10万円あったとしましょう。生活費その他とは切り離して考えていい、本当に何に使ってもいいという10万円です。

あなたなら何に使いますか?


私なら車用の工具やら油脂類/タイヤ、一眼レフ用のレンズ、といったところに使うと思います。
前述のM君であれば、手を出してない新しいジャンルの釣りに特化した釣り道具、又は日頃から行きたがっている長崎県の男女群島まで釣りに出かける算段でも始める事でしょう。
他にイメージしやすいところで当社のメンバーを思い浮かべると、K部長なら最新ガジェットの購入、K君はバイクの装備追加、T部長なら南の方へダイビングに行く算段、といった感じでしょうか。


それらを手にした本人の満足度は非常に高い一方で、他の人が手にした物を見ての感想は「なんでそんな事に10万円も使っちゃうの?」となるであろうというところがこの話のポイント。

普遍的な価値というのも世の中にはあるのでしょうが、結局のところ物事にどういう価値があるのか決めるのは自分自身の心。己の感じる価値は己にしかわからないものです。


ところが楽しみを知ってしまうとそれを人と共有したいと考えるのも人情。ついつい自分本位で自分の趣味について語ってしまうわけです。

私がM君の釣り道具ウンチクにウンザリしている一方、M君は私が熱く語る車の話にはウンザリしていると思われます。



で、この話の結論。

・人の趣味が理解出来ないからといって悪し様に言うのは良くない。自分の趣味も他人から見たら同じようなものだから。

・自分の感じる楽しさが誰にでも理解できると思ってはいけない。趣味について語るときは相手の反応をよく観察しよう


主に自戒を込めた話でしたが、どういう趣味であろうと人に熱く語れるほど入れ込める物があるってのは幸せなことだと思います。
それがなんであれ、本人は絶対楽しいわけですから。

2011年7月8日金曜日

引き続きジムニーの話

困った事に今週もネタがありませんね。仕方ないのでジムニーの話でも書きますか。

「それが書きたいだけだろ?」と言われると否定出来ないのが辛いところですが・・・


現行型ジムニー(JB23系)に関する私見とか書いてみます。
ジムニーは昔からなかなかモデルチェンジしない車種なのですが、現行型はマイナーチェンジだけで既に8型が出ています。


■ JB23-1型~3型
今現在では十数年落ちということになるのでオススメはしにくいのですが・・・この時期の車体にはスズキスポーツ製のチューニングCPUの設定がありまして、それが手に入るならいろいろ面白そうです。「100馬力化キット」といった素敵なアイテムが公式で出てたのはこの時期まで。
ただ、高速寄りのギア設定のため、オフロードでは実質1速しか使えないので少々しんどいという噂を聞きます。
ノーマル状態の1型に乗ったことがありますが、なんというか全ての動作が「もっさり」という印象でした。ローギアード化&スープアップ必須って感じです。
この時期の車体はボンネットとグリルが一体型なので、外観で判断出来ます。

■ JB23-4型
この世代はよく知りません。私が通勤で使ってる駐車場に現物が停まっているのでチャンスがあれば借りてみたいものですが・・・それはさておき。
ボンネットとグリルが分離した現在の外観になったのはこの型からです。
この外観変更に伴い、大径タイヤに履き替えた場合フレームの一部が干渉するようになりました。見えない箇所なので、切断して補強/ハンマーでぶん殴って曲げる/バンプしても当たらないくらいまでリフトアップする等の対応で問題なく(?)大径タイヤを装着出来ます。
2WD-4WDの切り替えをレバーで操作できる(これ意外と重要)のは4型までです。

■ JB23-5型
個人的にJB23の完成形だと思ってます。
ギア比の見直しにより4WDLの2速が実用域になり、オフロードでのパフォーマンスが上がっています。MTについては出足も早く乗りやすいです。
これは改悪と言える修正ですが、2WD-4WDの切り替えがボタン式になり、4WDLへの切り替えに至っては停車した状態でないと機能しません。これ、かなり面倒くさいです。
内装も大幅に変わり、なんというか現代的になっています。ダッシュボード周りのパーツと後部シートについて、5型以降とそれ以前は互換性が全く無いので要注意です。

■ JB23-6型
規制により、5型にヘッドライトレベライザーを追加したもの。その影響で、ライトを交換するタイプのパーツは取付不可になっています。細かいところではハイマウントストップランプと後部座席のヘッドレストが義務化されたので、全てのグレードでそれらが付いています。
当然ながら、基本的な性能は5型と変わりません。
私がJA系から乗り換えた時に買ったのはこの型でした。その後、巻き込まれ事故で全損。7型に乗り換えることになります。

■ JB23-7型
シリンダーヘッドの形状変更によりトルクアップ・・・なんて言われている型ですが、その影響でプラグ形状が変更され、汎用品が使えなくなっています。某雑誌による6型との走行性能比較ではパワーダウンも指摘され「改良」されているのかよくわからない型です。
CPUも新型が導入され、燃焼効率なんかは上がっているんでしょうが既存のCPU関連パーツが全て使用不可に。前述の通りプラグ形状が特殊で熱価を変えることすら出来ません。診断用コネクターの仕様が変更され、そこにつけるアフターパーツの類も全滅(後に対応品も出てきましたが)。
自動車外部突起物規制の適用を受けた事でアフターマーケットの外装パーツの多くが使用不可となり、これ以前には設定があった純正パーツの一部も取付不可となっております。

弄ってナンボの車でこれは痛いです。どうにも楽しめそうにないので私は手放しました。


■ JB23-8型
故障診断装置の搭載が義務化されたことによるマイナーチェンジのようです。
他に触媒を含むマフラーのフロントパイプ形状が変更されているようで、要は低排出ガス化を狙ったのではないかと思われます。実物を見たことないですが動力性能は大きく変化していないようです。
せっかく出回り始めた7型対応の電装パーツが共用出来れば良いのですが・・・どうなんでしょ?
4型で書いた大径タイヤに履き替えた時にフレームの一部が干渉する問題が、この型では解決しているそうです(正確には7型の途中かららしい)。

特に弄るつもりがないのであれば、車体の状態だけ確認しておけばどれを買っても問題無いのですが、いろいろ弄って遊びたいなら4型以前の物、あまり手をかけずオフロードも楽しみたいなら5型がオススメという結論になります。
ついでにJA系との比較にも触れておきますが、普段乗りにも使うのであればJB系を推します。感想には個人差あるでしょうが、JBは何時間乗っていても大して疲れません。乗り心地の差は顕著です。

えーと・・・いくらなんでも好き放題が過ぎている気がするので、次週はもう少しわかりやすいネタにします。

2011年7月1日金曜日

困ったときはジムニーの話

久しぶりにコラムの担当が回ってきたけど特に書くことが浮かびませんね・・・仕方が無いのでジムニーの話でも書きます。

毎回こんなの書いてるような気がしますが・・・


ここ最近、売れる車はハイブリッド/低燃費コンパクト/軽自動車といった状況になっているようで、4月以降は特に軽自動車の販売が伸びているようです。そんな中でジムニーも結構人気車になってきているようです。
いやまあ、そういうの抜きで昔から人気車種ではあったんですが、「オヤジ向け1/1スケールの玩具」という位置づけから若者や奥様向けの「ちょっと人とは違う車」としての色合いが強くなってきているような気がします。

とりわけ目につくのがリフトアップした車体にガチでオフロードを攻めてそうに見える装備&ヒット痕も生々しい旧型ジムニーに20代と思われる若い女性が乗っているというシチュエーション。

想像ですが・・・
→家族からの突き上げで、手をかけてきたジムニーをオヤジが泣く泣く手放す
→何か人と違うのに乗りたい若者がそういうジムニーを中古で買っちゃう
・・・という流れなのかな、とか。

かくいう私も最近になってジムニーを手放したクチです。
理由は前述のように高燃費過ぎるジムニーに家族からの突き上げが・・・・なんてことではなく。
結構新しかったその車体(JB23-7型)は規制の縛りが厳しすぎまして、弄って遊べる余地がほとんどありませんでした。それに嫌気がさして「そんなんやったら売っぱらって古い車体買うわ!」ということで、初回の車検がくる直前に売っちゃいました。
排ガス対策のせいで専用部品化が進んで汎用部品がほとんど使えない、突起物規制のせいでバンパーは勿論、スペアタイヤのマウント方法まで縛りが・・・ノーマルでの性能は上がっているんでしょうが、そういう部分を期待して買う車じゃないんですよね。
ちなみに購入価格と売却価格の差は20万円。ジムニーのリセールバリューは優秀と聞いてはいましたが、これは満足。


現政権の計画では軽自動車にも普通車同様に排ガス基準で課税するとか言っているようですが、本当にそうなってしまうとジムニー乗りには厳しい時代になります。私はそこを逆手にとって、中古車市場に流入するであろう活きの良い旧型ジムニーを選んで買う算段を立てているわけです。

旧型(出来れば2スト/キャブ仕様のSJ30)で色は赤、屋根は幌、当然MT。そういうのを探してます。