2017年8月25日金曜日

習い事

 息子(○太 もうすぐ10歳)が水泳を習っている施設のイベントで、カヌー体験がありました。屋外の50mプールサイドで、カヌーへの乗り込み方、オールの使い方を簡単に教えていただき、早速挑戦。最初は操縦が難しそうでしたが、最後は何とか乗りこなせていました。カヌーをひたすら漕ぐのみ、の1時間強だったにもかかわらず、大変楽しかったそうです。
 水泳を習い始めて4年でやっと5番目のクラスに合格した○太。周囲と比べてかなりゆっくりの上達ですが、本人はいたってマイペース。「俺、運動得意じゃないし。遅いし。」と常に自虐的なことを言っていますが、あきらめない。夏休みは、小学校の水泳特別練習に初めて自ら参加していました。


 また古流空手道に通って約4年半昨年初めて昇段試験への参加を許されました。(熱心で上手な子は、大抵1年以内)先生にも「やっと、○太もしっかりしてきたなぁ」とお褒め?の言葉をいただき、完全に調子にのった○太は、道場10周年演武大会の試合出場者にまさかの立候補。(理由:優勝したらトロフィーもらえるんだも~ん)
 当日、4年生の出場者は5人だけ、しかも○太以外は帯色が
違う強者ばかり。頑張りましたが最初の試合で負けました。(当日ケーブルTVニュースで大会が放映され、○太の試合も映っていました。上手な子の試合より、動きがゆっくりでカメラが追いやすかったのではないか?という親の残念な分析。もちろん○太には内緒)
 先生の一人が最後に「試合に出る前は、大人でも大変どきどきします。自分で決めて出場した人は、すごい勇気だと思います。勝敗も重要ですが、その勇気を評価してあげてください」と話され「本当にそうだよね」と、うるうるきました。(本人は親ほどプレッシャーを感じておらず、参加賞のメダルで大興奮)
押忍(おす)!

 子供って、親の知らないうちに、親が思っている以上に心身共にたくましくなって、親の予想を超えた成長をしてるってことを、習い事を通じて感じたのでありました。
 以上親ばかブログ失礼いたしました。

1カ月のお付き合い、ありがとうございました。
残暑厳しいです、ご自愛ください。

2017年8月18日金曜日

さよなら、ボロボ(VOLVO 940)

盆休中に車を乗り換えました。息子(○太 もうすぐ10歳)が小学校に入学する4年4カ月前の4月、ネットオークション!!!で主人が購入して以来、慣れ親しんだVOLVO 940(通称ボロボ)とお別れです。昨年の夏エアコンが故障して、代金がいくらかかるか不明のため修理できず我慢して乗っていたのですが、今年の猛暑で参ってしまい、手放す決断をしました。(先日、暑い中窓を全開にして走っている車を見かけましたが、同じVOLVO 940だったので笑ってしまいました)
雨もりしていたボロボ。見た目より小回りがきいて運転しやすかったボロボ。主人の趣味でステッカーをベタベタ貼られて悪目立ちしていたボロボ。最後は本当にボロボロで、でもかっこよくて大好きだったボロボ。
ちなみに新しい車は日本製バン。「仕方なく購入する、最良の中古車」という微妙なネット評価です。
 
話は変わりますが、私の出身地 広島県では、お盆のお墓参り時に色鮮やかな紙竹製「灯篭」を立てるのが習わしで、墓地はとても賑やかです。(ちなみに初盆は白灯篭)結婚して岡山県に来るまで、日本全国共通だと思っていたので、お盆に灯篭のない墓地をみると少しさみしく感じます。(「○○珍百景」というテレビ番組でも紹介されたそうです)

なぜ急に車と関係ない話かと申しますと、お墓参りの時に「昨年は、エアコンの壊れたボロボに乗って来たねぇ。暑すぎて朝5時に出発したねぇ」と、主人と今は亡き?VOLVO 940を偲んだからであります。さよなら、ボロボ。たくさんの思い出をありがとう!

2017年8月11日金曜日

花火

(お詫び)前回ブログに「平成28年に撤去された原爆被爆人形」と書きましたが、私たちが行く10日ほど前(H29.4)に撤去されたようです。少しのタイミングで再見できず残念でした。

さて、今回のテーマは花火。手持ち花火もきれいですが、やはり夏といえば打ち上げ花火ですよね。
しかしながら四十路の最近は
①人ごみで疲れるのが嫌
②駐車場がない、でも早く行って待つのは暑い、しかし公共の交通機関を利用したら相当歩くので嫌
③お手洗いに行く回数が半端ないのだが(いらない情報m(__)m)
暑いから水分をたくさん取る → トイレを探すのが大変&行列(間に合わんわ!)
などの勝手な理由で、行きたくてもここ十数年、足が遠のいていた花火大会。
しかーし今年はなんと2回も見ることができました。

1. 岩国港みなと花火大会(山口県)7.15
 私の出身は、山口県に隣接する広島県大竹市で、岩国港まで車で15分程の距離です。この大会に合わせて帰省し、父に港の近くまで送ってもらって、息子(○太 もうすぐ10歳)と妹と一緒にみてきました。錦帯橋や宮島の花火大会ほど有名ではないのですが人はそれなりに多いにもかかわらず、絶好の位置から目の前であがる大きな花火を鑑賞することができました。1,500~2,000発と決して多くではないですが、音楽にのせて打ち上げる(メロディ花火というのだそうです)ので楽しいです。(音楽がない時は、息子が「俺が歌ってやる」と、はまっているアニメ主題歌を隣で歌ってくれました。微妙~)ちなみに海上保安庁勤務の義弟は、こんな時たいてい巡視船に乗っていたり
するのですが、今回は打上の現場に立ち会っているとのこと。お疲れ様でした。





2.KOJIMAどんかっか(岡山県)8.5
 私の住む倉敷市児島でも花火があがりました。20:00に外から『ドーン』と音がして、自宅2階のベランダから対岸のボート場からの打ち上げ花火が、山に少し邪魔されながらもきれいに見えました。休前日だけライトアップされる、瀬戸大橋とのコラボも素敵でした。

美しい打ち上げ花火を(楽して)見ることができるよう、来年も頑張ります!

2017年8月4日金曜日

ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ

5月連休に息子(〇太 小4)と帰省した際、何故だか広島市の「原爆資料館」に行ってみたいとのこと。私も小学生の時以来で、久しぶりに訪れてみました。


平和記念公園周辺ではフラワーフェスティバル(博多どんたくに続き日本で2番目に人が多いらしい)が開催されていて、園内の資料館も大混雑していました。母曰く、昨年オバマ元大統領が訪広されたことも手伝って、最近は海外の方がたくさん広島を訪れるとのこと。確かに。


35年ぶりに訪れた資料館は、原爆投下時刻でとまった壁掛時計から始まる、72年前の悲惨な事実を静かに伝える場所でした。ご存じの方もいらっしゃるでしょう、以前は最初に展示されている被爆再現人形が強烈なインパクトを与えていたのですが、平成28年に惜しまれつつも撤去されたそうです。
『広島県HPより 凄惨な被爆の惨状を伝える資料については基本的にありのままで見ていただくべきという方針の下、この度被爆再現人形を撤去することとしたものであり、見た目が恐ろしい、怖いなどの残虐な印象を与えることなどを懸念して撤去するものではありません』

多数の展示物の中で、私の印象に一番残った詩「さあ家に帰ろう」を引用します。
『どんなに熱かったろう。どんなに痛かったろう。どんなにか苦しかったろう。
お父さんと帰ろう。家に帰ろう』
(むしろにくるんだ息子の亡骸を背負い、涙を流しながら歩く父親の絵とともに展示してありました)


1945年8月6日、世界で初めて人類に原子爆弾が投下されました。広島では毎年その日の8時15分にサイレンが鳴ります。岡山県に来て14年ですが、私も必ず黙とうします。
 『安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから』
原爆死没者慰霊碑に刻まれているこの言葉を目にし、改めて平和への思いを強くした1日でした。