2013年5月31日金曜日

樹脂製ヘッドライトの回復

流石にネタが尽きてしまいましたね。仕方ないのでやはりジムニーの話をしますか。
・・・というのも結構本気で考えたんですけど、先ほど駐車場で思いついた話にします。


最近の車のヘッドライトの構造は透明アクリルのケース内にメッキ加工の反射板と発光部、といった形になっています。この透明のアクリルケースは何年かすると紫外線劣化で黄ばんできます。表面が荒れるので、曇りも出てきます。
6年経過でこんな感じになります。曇りのせいで反射板がくすんで見え、全体に黄ばんでいるのが分かるでしょうか。


私が今乗っている車は中古で購入した時点で製造から10年以上経過していまして、ご多分に漏れずライトは黄ばんでいる・・・というより明確に黄土色と言っていいくらいに色が出ており、上の写真よりかなり酷い状態でした。
この黄ばみが出ていると、いかにボディを磨きあげても古く汚く見えてしまうので、いろいろ策を講じてみた結果が下の写真です。ライト右側のウインカーはガラス製なので、ほぼガラスと同じ透明度に戻っているのが見て取れると思います。

結論としては以下の手順で作業しました。

  1. ライト周りに養生テープを貼る(磨き作業の保護)
  2. ライトのアクリル部分の黄ばみが落ちるまで耐水サンドペーパーをかける(荒いやつから順に1000番くらいまで)
  3. コンパウンドで磨き上げる
  4. ライト周りのボディ部分を養生(塗装の保護なので新聞紙とかで広めに)
  5. 車用補修スプレーの「クリアー仕上げ用」を磨いたライト部分に軽くふりかける(30cmくらいの距離から撫でるように1回だけ吹く)
  6. 5の塗料が乾くまで待つ(夏場なら10分程度)
  7. 5~6を繰り返して、ライトの全面にクリア塗料が付着するまで続ける(面倒でもここで時間をかけないと失敗します)
  8. クリアの薄い層が出来たら、普通に塗装する(これも一気に吹きつけず、2~3回に分ける)
  9. コンパウンドで塗装面を均したら完成

この工程を施工し、2年経過したのが上の写真ということになります。黄変の進行は完全に止まっているようです。
クリア塗装で表面保護すること、塗料を大量に吹くとアクリル表面が侵されるので最初は軽く吹いて表面保護の膜を形成してから本格的な塗装をする、というのが肝です。


この方法はネットで調べて得た「先駆者の知恵」をお借りしたもので、ここに至るまでいろいろと試行錯誤しては失敗を繰り返しました。
まず、コンパウンドで削れば黄変が多少マシになるというのはすぐに気が付きましたが、これは2ヶ月くらいで元に戻ります。
メラミンスポンジで磨くっていうのも思いつきでやっていたのですが、手っ取り早く黄ばみを削り落とせるだけで状況は変わりません。(ちなみに、うっかり塗装面を傷つける可能性があるのでこれは真似しちゃダメです)
コーティングの類を重ねて施工すると多少透明度が上がりますが、やはり効果が持続しません。
市販されている「ライトの黄ばみが改善!」みたいな謳い文句の商品も数種試しましたが、これも1ヶ月前後で元に戻ります。この種の商品の実態はただのコンパウンドか、ガラスコートの類なので推して知るべしという感じです。
これらを踏まえて「コーティングで改善するならクリア塗装すればいいんじゃない?」と思い、既に実行している先駆者がいないかネットで情報を探して先の手法にたどり着いたわけです。

古びてきた車でもこういうちょっとした変化で愛着が戻ってくるもの。この作業、クリアースプレー1本で気軽に出来る割に満足度は高いのでオススメです。
あ、クリア塗装は湿度が高いと上手くいかない(曇りが出ます)ので、梅雨の時期はこの作業に適さないですね。盆休とかに暇がある方は試してみてはいかがでしょうか。


というわけで、今回の私のコラムはこれにて締めさせて頂きます。
次はフルモデルチェンジしたジムニーの話題でお会いしましょう。

2013年5月24日金曜日

数年前の交通事故の顛末

最近、社内で車両運行管理の話とか安全の話なんかが話題に登ることが多いので経験談をさせて頂きます。
・・・そろそろネタ切れという側面が大きいのですが(汗)


数年前、通勤中に交通事故に遭いました。
交通事故を「起こした」ではなく「遭った」としか私には思えない事故の状況はこんな感じ。
というわけで、ものの見事に前後左右全てボッコボコ
最終的に何故か車が侵入できないはずの車止め内側の歩道に正常な向きで停まっているので、事故処理に来た警察の人も結果だけ見て「????」って感じになっていました(笑)

相手車両が逆走した経緯ですが。相手車両が行こうとしていた方向にJRの駅がありまして、図のもう少し下の方にある左折でしか出られない合流からその駅に向かおうと右折&逆走してショートカットを図ったようです。


まあ事故に遭ってる時点でアンラッキーなわけですが・・・事故後にラッキーだったな~と思った事。

1.車がジムニーだった
運転席側にぶつけられているので頑丈な車体だったのが幸いしました。
これはもうジムニー最高!と言わざるを得ないですね。

2.バケットシートを使っていた
バケットシートは体がブレないように固定する為のシートです。分からない方はチャイルドシートをイメージして下さい。あれの大人用と考えて頂ければわかりやすいかと(関係としては逆なんですが)。
事故の3日前にバケットシートを取り付けたばかりで、シートに背中を押し付けて運転していました。お陰で、これだけの激しい動きの中、何かにぶつけて余計な怪我をしたりせずに済みました。
理屈は同じなので、お子様にチャイルドシートを使うのは大変有用なことだと思います。法律云々抜きにしても安全のために活用すべきかと。ついでに自分もバケット使えば完璧ですね(笑)

3.当日は8月30日だった
事故現場の道路は通学路で普段は学生さんが常に歩いている状況なのですが、ギリギリ夏休みだったので巻き込まれた歩行者は居ませんでした。そういえば当社営業部のAさんも会社に向かって歩いていて交差点にたどり着く前だったそうで、これは2重の意味でラッキーでした。(巻き込まれなかった&信頼出来る目撃者確保)


そんなわけで二次被害者もなく、若干右腕が痛いかな?くらいで特に身体的異常もその時は感じられなかったので平然としておりました。
余計なことはいろいろ喋るのに全く謝罪の言葉を口にしない運転者(同乗者である旦那さんは平身低頭でしたが)とか「今回の事故であなたが気をつけるべきであった点は何でしょう?」という素っ頓狂な質問を投げかけてくる警察官(規則で必ず聞くことになってるらしい)とかにイライラしながら現場検証を終えて病院に向かったわけですが、医者からは「明日からが大変だから家で安静にするように」といった言葉を頂きました。

その時は聞き流していたその言葉を翌日から身をもって理解することに。
痛みで首が動かせない&右腕から肩にかけて痺れ&高熱・・・・むち打ち症は本当に洒落になりません。8月末に事故発生後、痛み&痺れは4月くらいまで続き、その後数年たった今でも冬になると痛みが出ます

事故にあったらとりあえず病院に行けというのはよく聞く話ですが、自覚症状無くても後で来ます。絶対に病院に行きましょう。
あと、季節が温暖になると痛みが緩和しますが、冷えるとぶり返すので、治ったと勘違いせず、ちゃんと病院に通わないとダメです。


というわけで翌日からは強烈な首の痛み&高熱で朦朧としていたわけですが、呑気に休んでもいられません。事故処理は終わっていないのです。

3日前にシートを取り付けたという話からも分かる通り、件の車には相当な手を入れていました
相手の保険屋からは年式/車種による補償額(たしか新車価格の6割くらい)なんていう提示がされていたわけですが、中古で同等の車体買うにも正直足りない額ですし、そもそも壊されたものは全て補償していただかないと気が済みません。

取り付けてあったオプションを全てリストアップ、その価格(定価で表記)や現時点で入手の可否などを記載した資料を作成。「必要であれば事故車に付いているどれがその装備であるのかいちいち説明しても良いですから、もう少し現実的な補償案をお願いします」と保険屋に伝えました。オプションの総額は安い軽なら新車で買える程度の額です(笑)

結果として車は全損扱い、オプション分の補償を上乗せして新車のジムニー定価で買って数十万円お釣りがくる補償金+事故車両はこちらで処分して良い(通常、補償金が出た時点で車両は相手の保険屋のものになる)という条件を引き出しました。サラッと書きましたが、最後の条件はかなり破格です。

相手の保険屋が言っていたことですが、根拠のない物に補償は出来ないので、被害にあった物を具体的にリストアップするのは有効です。
リストを渡した時はかなり構えていましたけど、その後の対応はスムーズ過ぎて拍子抜けしました(笑)


そこまで決まったら次にやることは事故車両の検分。使えるものはリサイクル!
全て壊れたものとして補償された後の話しですから、回収出来た分は丸儲けです。体はボロボロでしたがこれは気合が入ります(笑)

首を固定して病院通いをしている最中、軽トラで事故車の保管場所まで通い、使える物を取り外す作業を行なっていました。

右側面のドア後部に相手車両がヒット、そのまま前方に向かって擦り上げてます。当方より速い速度で追いすがってきた逆走車に当てられた状況が見て取れますね。
下にぶら下がっているステップのようなものはサイドガードです。取り付けステイが曲がって、ボルトはちぎれていました。ということは衝撃吸収に寄与しているはず。付けてて良かった(笑)

外装のダメージはあるものの、内装にはほとんどダメージがありません。追加メーター、オーディオデッキ、内装パーツとシートを回収。

左後部は壊滅的なダメージで屋根までアスファルトにこすった傷が。逆に左のドア近辺は意外に傷が無い状況。
ふっとばされて前側が浮き上がるような感じで横転したんでしょうね。おかげで左のサイドガードは無事。右のガードとセットで回収、後日ハンマーでぶん殴って補正して再利用しました。
前面につけていたステンレスのガードもヒット痕の位置が下面だったので、歪みを補修後、ピカールで磨き上げて再利用しました。

ラゲッジには無駄に充実したオーディオ装置が付いておりました。MP3対応のCDチェンジャーがCDごと破壊。既に廃盤のCDが数枚入ってて涙目状態。お気に入りのJVC製ハイパワーアンプはパッケージングが強固だったおかげかなんとか無事。アンプとツイーターを回収出来ましたが、メインのスピーカーとウーファーは壊れていました。
ちなみに、後ろがスカスカに見えるのは後部座席が無いからです。後部座席は外してガレージ内に保管していたので無傷。

エンジン周りのパーツは全て無事だったので、ステンレス配管やシリコンホース、高効率エアクリーナー等、追加していたパーツは全て回収。サブコン付きのCPUも回収。サブコンつける時「どうせ外さないのに意味ないよな~」と思いながら配線をギボシ加工していたのが活きる展開に(笑)

足回りについては左前以外が使えそうでしたが、怪我の状況から力仕事は無理だったので諦めました。8段調整式ショックアブソーバとタイヤは夏のボーナスで新調したばかりだったんですが・・・・

そんなこんなでパーツ回収には1週間くらいかかりましたが、なかなか達成感ありました。



並行して次の車の手配。流石にムチ打ち症のダメージが大きくて中古車屋をめぐる気力もなく、知り合いの車屋にジムニー特装車を新車で発注。
事故車は新車で購入後2年半くらいの時期で、当時は7型が出た直後だったので「初回の車検直前で新型に乗り換えだ!」とか妙にテンション高かったのを覚えています。

納車されたらまたひと仕事。回収したパーツや調達したオプションパーツの取付です。
こういうのを自分でやるのがジムニーって車の醍醐味ではありますが、首の痛みを抱えての作業はなかなか大変でした。

買った車には特装車専用の革張りシートが付いていましたが、私は尻が滑る革のシートが苦手なので納車直後に速攻で取り外し、事故車から外した撥水ファブリックのシートに総入れ替え。革張りシートはオークションで売却。他にもショックやマフラー等の純正パーツで不要な物を売却したんですが、これらが予想以上に高値で売れまして、車屋さんの値引きと併せると定価より40万円程度安く車両を取得出来た計算になります。ネットオークション万歳!(笑)

車両オプションを元通り+αの装備に仕上げても余剰があったので、一眼レフをフラッグシップ機に新調してレンズも1本導入。物損の補償だけでこれだけ出来れば満足です(当然、怪我の慰藉料とかは別途)。


そんなわけで物損に関してはパーフェクトに補填して頂きましたけど、後遺症は今でも残っています。
事故後数ヶ月は事故現場を通る度にフラッシュバックによる恐怖も味わいました。嬉しげに一眼レフを新調したとか書いてますが、肩と首の痛みが抜けず、重い一眼レフをまともに構えられるようになったのは事故から1年以上経ってからです。
物的にいくら補填されても心身は元通りにはなりません。事故なんか無いほうがいいに決まっています。

わけのわからない人にぶつけられる危険はどうしようもないですが、加害者にならないよう心がける事は出来ます。

交通ルールは守って、安全運転に心がけましょう。



2013年5月17日金曜日

タイヤの話

今現在、スバルの四駆車に乗っていますが、駆動方式のせいなのか運転が荒いせいなのかタイヤの消耗が激しいです。山の写真が趣味なので休日になる度に山道のワインディングを走らせていることにも一因がありそうですが・・・ともあれ今回またタイヤを替えることになったわけです。


今の車両に乗り換えた時、最初に使ったのは某有名メーカーのいわゆるエコタイヤというやつでした。買った車に新品のそれが付いていたので使いましたが、本来なら選択の埒外です。

燃費向上、だけど性能もしっかり・・・といった宣伝文句に偽りはありませんで(燃費はもともと気にしてないからいいのか悪いのか判断できまませんけど)不安があるシチュエーションは皆無でした。タイトなコーナーで振り回してもウエットな路面でも意外なほどグリップして不安なく走れました。「燃費向上って性能が犠牲になってんだろ?」とか思ってましたが、試しもせずに判断して正直スンマセンでした。

ただし・・・タイヤの摩耗はものすごく早かったです。何のデメリットもないなんて方が逆に気持ち悪いので納得ではありましたが、半年ほどでアウトサイドの溝がガンガン減っていき、1年待たずに溝が消えちゃいました。
エコタイヤは内周外周の指定はもとより回転方向の指定もあるので、タイヤの組み換えが出来る環境であってもローテーションは前後入替えしか出来ません。これも短命に終わった要因かと。

えーと、その・・・エコタイヤは燃費を気にする方が燃費を気にしながら運転する分には問題なく長持ちするのかもしれません・・・念のため補足。



次に買ったのはNITTOというメーカーのNEOテクGENというタイヤ。とりあえず値段が安い物の中で物色しつつ、一応日本メーカーであること、トレッドパターンが無駄にカッコいいこと、サイドウォールにカナ混じりで「NEOテクGEN」とそのまんま書いてある独自のセンス(笑)なんかが気に入ってチョイス。ぶっちゃけると「次のボーナスまで持てばいいや」くらいの感じでそれほど長く使うつもりも無く、話のネタにでもなればいいかなといった買い物でした。

しかし、意に反してこれがなかなか良い物で、結局2年ほど使い続けることに。とりわけドライ路面での安心感の違いが顕著でした。コーナーでの信頼性は前述の某エコタイヤより格段に上で、車両性能のお陰もあって運転ヘタクソな自分が何か勘違いしそうな勢いで車を意のままに操舵出来ました。回転方向の指定が無いタイヤでしたのでローテーションもクロス(対角にあるタイヤとの入替え)OK。こまめにローテして使っていたのも性能長持ちの要因だったと思います。

片減りも無く、順調に使っていましたが、溝が減ってもう少しでスリップサインに届くかな~というあたりでウエット路面でのABS作動頻度が気になり始めた為、交換することにしました。



そして今回、安物タイヤに味をしめてNANKANG(台湾メーカー)のNS-2というのを入れてみました。いわゆるアジアンタイヤです。NEOテクGENと比較しても60%くらいの価格。ポテンザ1本の値段で4本買ってお釣りで組み換え工賃も払えます。安すぎ(笑)

全く期待はしていなかったものの、これの第一印象は最悪でした。まず替えた直後、緩いサスにでも替えたかと疑うほど乗り味がふわふわに。そしてコーナーや急激なブレーキングで荷重かけると、あからさまにタイヤがぐんにょり変形した感触が。一般道では急な制動に気をつけながら我慢して乗ってましたが、高速道を走った時にふわふわを通り越して不安定で怖い挙動が発生。

そんなわけでどうしたもんかな~と思っていたんですが、出ている挙動はどう考えても空気圧が低くなったタイヤの感触と同じなので、ダメ元で規定圧より少し高めの空気圧に変更してみました。すると劇的に乗り味が変化。コーナーでのぐんにょりは改善、むしろ結構グリップする印象。これなら使えそうです。空気圧変えてからはドライ路面でしか走ってないですけど高速走行での気持ち悪い挙動も無くなりました。
一応、XL規格のタイヤ(耐圧力が強化されたタイヤ)ということで高めの空気圧を試してみましたが・・・サイズ変更していない以上、本当なら指定空気圧で問題ないはずなんですけどね~

ウエットでの制動性能とか磨耗状況を確認しながら良い感じの空気圧を模索しつつ、こいつとはもう少し付き合ってみますけど・・・やはり最低でも日本メーカーがいいな~と思った次第。
空気圧増してからの性能は悪くない感触なんですけど、普通の整備で普通に使えないのでは気持ち悪いですよね。



まだまだ景気がいい世の中というには遠いですが、安物使って制動距離が伸びて事故など起こしてしまっては元も子もありません。起きたはずの事故を1回でも回避出来たとすればポテンザでも安い買い物です。
こういう安全に直結する部分には妥協しないで良い物を使う方がいいと思います。

・・・まさに「お前が言うな」という話ですが。

2013年5月10日金曜日

腹が減ったら食べる。減ってないなら食べない。

最近、ダイエット的なことを始めました。

最初のきっかけは痛風を発症した時です。
どう考えても自業自得なこの病気になったのはもう仕方がないとして、定期的に行われる血液検査でコレステロールや肝機能の数値に異常が出続けている事を指摘されておりました。
何か異常があるかもしれないから内科を受診するようにと担当医から強く言われ、同院の内科医に調べてもらったところ・・・

「あ~。典型的な脂肪肝ですね。教科書に載せられそうなくらい。異常?強いて言うなら食べ過ぎ?運動して下さい。」

・・・といったコメントを頂きました。

この時は「運動しなきゃな~」と思ったものの結局実行には至りませんでしたが、とりあえず糖尿が怖いので酒はひかえるようになり体重の増加は止まりました。


そして今回「もう痩せるという選択以外はありえない」という考えに至ったわけですが。
前述の脂肪肝も含め、細々した理由はいろいろあるのですけれど、決定的な理由は「既成品の服が着れなくなってきた」ということです。

サイズだけ見ればLLの既成品は着ることが可能ですが、トレンドなのか何なのか、最近の既成品は昔に比べタイトに仕上がっていて、お腹が出ているデブには厳しいデザインになっています。肩や腕はちょうどいいのに腹回りだけピチピチみたいな事になるわけです。
そういう体型の人向けの専門店なんかには感じの良い服を売っているのは知っていますけど「無駄に食ってデブった挙句、服にも無駄な金を使うというのは馬鹿げてるよな~」という考えに至り、痩せることを決意しました。

そういう考えでダイエットを決意したので、金をかけたのでは意味がありません。
加えてこういうのは継続出来なければ意味が無いので、自分にとって無理の無いやり方をチョイスした結果がタイトルの「腹が減ったら食べる。減ってないなら食べない。」です。

ルールは簡単。食事の時間に「今、本当に腹が減っているか?」を考えて、減っていなければ食べないというそれだけの事です。味覚から得られる快楽とか、時間が来たら食事をするという習慣なんかを度外視して冷静に詰めてみると、意外に無駄なものを口にしているのに気が付きます。空腹に見合った量を食べればいいのに「あ、これ美味しそう」とか言いながら余計なものを食べているものです。太る原因はそういう事の積み重ねであろうからそれをやめればいいという理屈。

まず夕食は習慣で食べているだけで実際は腹が減っていないことに気づき、夕食を食べない習慣が身につきました。結果、1ヶ月そこそこで10kgほど一気に減り、半年ほど経過した今でも少しづつ体重は減少してトータル13kg程度のダイエットに成功しております。

数値でも結果は出ていて、血液検査の結果も全て標準値に収まる状況になりました。加えて、なんか体調も良くなっている実感があり、何やっても疲れにくくなった気がします。連鎖的に「ちょっと運動でもしてみる?」みたいな気分になってきて長年眠らせていた自転車を引っ張りだしてみたり、良い循環が生まれております。

あと、習慣で漠然と食べるのではなく、欲求で能動的に食べるので食事の味も美味しく感じるようになった気がします。


ということで良いこと尽くめのHappyな状況ですけど・・・これが痛風になる前に出来ていたらなぁと、いまさらのように思うわけです。
過食傾向を自認する皆様、考えを改めるなら早い方がお得ですよ。

2013年5月3日金曜日

いつもの話題は封印

今日は5月3日。ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

このタイミングでこのコラムを読んでいる人も少ないと思いますので、少々内輪ネタのような内容で行かせて頂きます。

当社のコラムがこのブログシステムに移行してからのアクセス数の推移をまとめたのが下の図です。
一応解説しておきますと、アクセス数とは「誰かがこのコラムを見た回数」ということで、図中の「ページビュー」というのも概ね同じ意味です。



2008年から今までで4万弱のアクセスを頂いております。ありがとうございます。
1日あたりのアクセス数ですが、最近は概ね50から100くらいの間を推移しています。
別に有名人が書いているブログというわけではないので、このアクセス数はなかなかのものではないでしょうか。
グラフを見ると、ところどころ「何があったんだ?」と思うようなアクセス数上昇個所が見て取れますね。

次は個別の記事でのアクセスランキングを見てみます。