2025年3月14日金曜日

 今回は、ダイエットの話をしよう。

 2年ほど前に自分の体重が74kg程度であったのだが、身長が170程度にたいして軽肥満と判定される状況であった。自分の奥方がデブは、いろいろな病気の元、良いことはないとの宣言においてダイエット作戦の発令がされたのである。もちろん、災害時の生存にはデブは有効だと主張したが、それ以外がすべて害であると取り付く島もなく否定されたが・・・。

 ダイエットの方法としては実施した内容は、

1) 食事(摂取カロリーの低減)

・糖質(炭水化物)の制限:ご飯の量を減らす。ただし、0にはしない。体重が落ちなくなると次の脂質制限に切り替える。

・脂質の制限:脂分を減らす。肉はチキンがメイン。豚は茹でて油を減らす。体重が落ちなくなると次の糖質制限に切り替える。

・タンパク質の比率を上げる:チキン、豆腐等大豆類の比率を上げる。朝食でプロテインを飲み物にする。

2) 運動(カロリーの消費)

・サイクリング:4050分程度(週3回程度)

・腹筋:2030回を35セット(週3回程度)

この2つの方法で一番効果的なのは、1)食事である。運動といっても、おじさんができる運動でのカロリーを考えれば微々たるものである。多少の筋肉をつけて常時代謝を上げることには寄与するが、軽めのサイクリングで30130kcal程度(ウオーキングで150kcal)である。ごはん100g(男性で200g程度は1食で摂取するのでは)で約170kcakであることを考えれば摂取する量を減らすのが効果的であろう。

これを1年間、奥方の協力(監視?)のもと実施した(まあ、されたであるが)。朝夕食は、完全にコントロールされているので(自分では作らないからね)、昼に暴食しなければ何とかなったのであるが。体重は、夕食前にチェックをして糖質と脂質制限を交互に切り替えられたのである。ちなみに、奥方が苦労したのはタンパク質比率を上げた食事である。コストがかかるのである。コスパが高い高タンパクなものは、結果的にプロテインであった。まあ、朝食の飲み物がココア風味のものにかわっただけであるが。

ちなみに運動は、週3回程度実施できた。

1年間の結果は体重12kg減、ウエスト15cm?減だったと思う。ほとんど食事の効果が高かったと思う。運動も元々していたものを若干増やした程度なので、特に炭水化物を減らしたのは大きいのではないだろうか。まあ、完全に0にしてはダメらしいが。

ちなみにリバウンドは最大2kg程度であったが、1年後の現在では±0~-1kg程度までに収まっている。

みなさんもダイエットするなら食事から変えてみてはどうだろうか。若い人ならば運動を増やすのもありだが、年をとると食事のほうが筋肉量から考えれば効果的であると自分は思う。