先週の通り、2016年は神戸マラソンに落選。
ただ現実は11月の出走を目指し、5月から申し込みと準備を進めてきたわけで。
・・・なんというかもったいない!
というわけで、初のおかやまマラソンに挑戦してきました。
現在の地元・岡山での開催。
当日、家から1時間足らずで移動出来、準備もラク。
・・・と考えてたら遅刻しかけました。あぶねー
県知事、スポンサー様からのありがたい話もあり定刻スタート。
とは言え、およそ17,000人がごったがえす中、やはり後列は10分ほど動けず。
その後も5km地点まではほぼ歩き。
アップも兼ねてゆっくりと身体を慣らしていきます。
そんな中、今回はこれまでの反省を活かしていくつか決めごとをしました。
1. 飛ばさない
お仕事の都合もあり特に今回は走り込み不足。
そうでなくても毎回後半足が止まり、序盤の貯金は役に立たない。
それよりずっと同じペースを守ることに集中。
2. エイド(給水・給食)は適量に
5時から起きて、レースが終わるのが3時前。腹は空きます。
ゼリーなども準備したのですが、沿道からの差し入れがとにかく嬉しい。(そしておかやまマラソンには全国的にも珍しいラーメンの屋台が出ます!)
こうやってぱくぱく食べておなかがいっぱい・・・というにも過去にありました。
ガマンガマン
3. 日焼けしない
走っている間は結構服のスレが気になります。
それに暑がりということもあり、出来る限り長袖は避けたい。
ただ、何回か走ってみて「日焼けはけっこう体力とられる」ということに気が付きました。
それなら・・・ということで今回アームカバーを購入。
以前買ってあまり使っていなかったグローブとキャップも装備してみました。
前半。若干、飛ばしたい衝動に駆られつつも身の丈をわきまえペースを維持。
今までとタイム的には変わりませんが、11月とは思えない陽気の中、不思議なくらい気持ちよく走ることが出来ました。すぐ前を走っていた芸人Kさんとも握手を交わし、テンションもアップ。
・・・が、ここでひとつ問題が。
スタート時に遅刻したのは別に寝坊したわけではなく、トイレの長蛇の列に並んでいたから。そして、時間の都合上、結局この列を離れざるをえませんでした。
そうです、スタート前にトイレに行けなかったんです。
特にそれほど緊急を要するわけではなかったんですが、全体を見れば5時間以上の長丁場。
ふとした瞬間に気になりだすと意識はそちらへ。
・・・しかしみんな考えることは同じ。トイレはどこも行列。
25㎞地点でやや列の少ないトイレに入ることが出来ひと安心でしたが、残念ながらここからペースダウン。30㎞地点では5時間のペースランナーさんに追い抜かれ、近くを走っていたご近所さん夫妻にも先を行かれてしまいました。
そして、最大の難所と言われていた高低差17mの甲南大橋のたもとには先ほど紹介したラーメンの屋台が並びます。
しかも岡山が誇る名店が5店舗。
時間はちょうどお昼時。
いい香り。
・・・行列。
イカン、ここで止まったらもう走れん。
後ろ髪を引きちぎる思いで歩を進めることにしました。
その後、河川敷の緩い緩い登りにいたぶられながら岡山城を目指し、有森裕子さんの母校・就実高校を横に見ながらゴール前で待つ家族の元へ。
そして見事、自己ベストを大きく更新して完走。
全体的にフラットで非常に走りやすいコースであったこともありますが、今回は作戦勝ち。
この結果は、単純に体力勝負ではないことをマラソン4年目にしてようやく気付かされるものとなりました。
そして、今回も沿道で絶え間ない応援をしてくれた方々に深く御礼申し上げます。特に中間地点では、ぶどうやトマトなどを差し入れしてくれた農家のみなさんの笑顔が非常に印象的でした。ありがとうございます。
最後に30㎞地点でこっそり抜いていった芸人K!
次は負けんぞ、また来やがれコンチクショイ。
オッパッピー