2011年7月1日金曜日

困ったときはジムニーの話

久しぶりにコラムの担当が回ってきたけど特に書くことが浮かびませんね・・・仕方が無いのでジムニーの話でも書きます。

毎回こんなの書いてるような気がしますが・・・


ここ最近、売れる車はハイブリッド/低燃費コンパクト/軽自動車といった状況になっているようで、4月以降は特に軽自動車の販売が伸びているようです。そんな中でジムニーも結構人気車になってきているようです。
いやまあ、そういうの抜きで昔から人気車種ではあったんですが、「オヤジ向け1/1スケールの玩具」という位置づけから若者や奥様向けの「ちょっと人とは違う車」としての色合いが強くなってきているような気がします。

とりわけ目につくのがリフトアップした車体にガチでオフロードを攻めてそうに見える装備&ヒット痕も生々しい旧型ジムニーに20代と思われる若い女性が乗っているというシチュエーション。

想像ですが・・・
→家族からの突き上げで、手をかけてきたジムニーをオヤジが泣く泣く手放す
→何か人と違うのに乗りたい若者がそういうジムニーを中古で買っちゃう
・・・という流れなのかな、とか。

かくいう私も最近になってジムニーを手放したクチです。
理由は前述のように高燃費過ぎるジムニーに家族からの突き上げが・・・・なんてことではなく。
結構新しかったその車体(JB23-7型)は規制の縛りが厳しすぎまして、弄って遊べる余地がほとんどありませんでした。それに嫌気がさして「そんなんやったら売っぱらって古い車体買うわ!」ということで、初回の車検がくる直前に売っちゃいました。
排ガス対策のせいで専用部品化が進んで汎用部品がほとんど使えない、突起物規制のせいでバンパーは勿論、スペアタイヤのマウント方法まで縛りが・・・ノーマルでの性能は上がっているんでしょうが、そういう部分を期待して買う車じゃないんですよね。
ちなみに購入価格と売却価格の差は20万円。ジムニーのリセールバリューは優秀と聞いてはいましたが、これは満足。


現政権の計画では軽自動車にも普通車同様に排ガス基準で課税するとか言っているようですが、本当にそうなってしまうとジムニー乗りには厳しい時代になります。私はそこを逆手にとって、中古車市場に流入するであろう活きの良い旧型ジムニーを選んで買う算段を立てているわけです。

旧型(出来れば2スト/キャブ仕様のSJ30)で色は赤、屋根は幌、当然MT。そういうのを探してます。