2015年7月31日金曜日

コラム5回目

さあ、最後にギアを替えようだ!

タイヤの転がり抵抗が劇的に下がったものの、ギアが合わなくなってしまった(ここで、ギアと言っているがスプロケットが正しい名称である、長いからギアで)。ということで、吾輩はギアの交換を検討したのである。
というか、てきとうに調べて交換用のギアと工具を買ったのだが合わなかったのである・・・工具が!

事前に調べていたのは、2種類の規格があること。フリーハブとボスフリーである。
しかし、調べるサイトが少なすぎて間違ってしまったのだ。
現時点での吾輩の結論は、フリーハブは吾輩が考えていたギアの種類ではなく、もっと広義のピストバイクのようなペダルでプレーキやバックができる固定ギア(子供の三輪車みたいな)に対する、フリー機構(下り坂でも勝手にペダルが回らない、逆回転しない、普通の自転車のような)のついたものを指しているのではないか。で、正解はフリーハブには、カセットスプロケット式とボスフリー式に分かれているのではないか。ということだ。

ちなみに、吾輩が購入したギアと工具はカセットスプロケット式である。
よくよくパロマーのパーツ名を見てみると、GTのHPにあるギアの型番は「shimano hyperglide f/w 14-34t 7-speed」、さらに該当するパーツを検索すると「Shimano MF TZ31 Multiple Freewheel 14-34 MegaRange」となっている。
SimanoのMFの型番をもつギアは、ボスフリー式なのである。吾輩が購入したのは「Shimano CS-HG41-7 11-28 T silver」であり、CSはカセットスプロケット式のギアである。間違って購入した、ギアと工具の損失は2千円程度である。「ま、いいか」程度の出費で済んだから良かった。

カセットスプロケット式は、現行のスポーツバイクに採用されているメインストリームであるが、ボスフリー式は古いタイプや安価なスポーツバイクとママチャリに使用されている残念使用である。そしてボスフリー式は、パーツが少ない。
11-28や14-34の数字はハイギア側の歯数が前側でローギア側は後ろ側になっている。現在付いているのはハイギアが11の歯数のものが欲しいが、14のものしかShimanoでは扱っていない。
いろいろと調べた結果、台湾メーカーのDNPが11-28や11-34等のボスフリー式のギアを扱っているようだが価格が高いのである。
約4,500円・・・Shimanoのギアは1,200円程度であるが、DNP製では価格が2千円程度+送料1千円で3千円ちょい。それに、店やヤフオク出品者の利益を入れて4,500円程度になっている。人気あるのか?とも思ったが、安く仕入れられないか探して見たところ、通称ミニベロと呼ばれる小径タイヤ自転車の段付きの交換用や電動アシスト式自転車の改造用に使用されて需要が増しているようである。はた迷惑な!

さすがに最弱戦士パロマーにそこまでしてやる気力もなく、吾輩は心を折られギア交換を断念したのであった。
ちなみに3万円程度のMTBだとボスフリー式が多そうだ。やはり5万円は超えないと良いものは無い。1年で塗装(ハンドルは3ヵ月で塗装の艶が無くなった)や変速機(前後とも調整しないとチェーンが外れたり変速しないギアがでる)など度々トラブルが発生しているのに対して、アバランチェは5年?程度経っていても、このようなトラブルが無いそうだ。見た目は同じように見えて、細かなパーツが安悪のものになっているのだろう(ちなみに変速機まわりは、どちらもShimanoであるがグレードによってフルチャイナから高級バイクに採用されているので、Shimanoだから良いと言うわけでもない!)。

そして、吾輩はクロスバイクを買おうと考えたのである!
1、2年後には・・・・欲しいなぁ~。遠い未来に我輩にコラムの順番が回ってくれば、クロスバイクの話もあるかもね!

では、ご機嫌麗しゅう~