2017年5月19日金曜日

フェリー航路

 佐渡や五島列島、隠岐諸島など離島の調査の時には、たびたびフェリーを使用します。私のような鳥好きにはこうした航路はとても魅力的なものであります。なぜなら、航路では、普段陸からでは滅多に見ることの出来ない外洋性の野鳥が見られる(可能性がある)からです。その中で最も良く見られるのがオオミズナギド翼を広げると1.2mほどある大きな鳥で、水面をなで切るように飛んでいる姿は格好いいです。海上で漁や釣りをする際に魚群を見つける目印とされる鳥山は、この鳥であることが多いかと思います。また、野鳥以外でもイルカの群れやフェリーにびっくりして逃げていくトビウオ、水面付近を泳ぐシュモクザメ(ハンマーヘッド)なんかも見られたりして面白いです。
 そんなわけで、フェリーで移動するときには、現場での相方が移動時間を活用してノートPCで仕事をしている中、1人デッキに出て怪しげに望遠レンズを構えています(笑)

オオミズナギドリ



トビウオ