2017年7月21日金曜日

瀬戸内海へ調査の旅

ここ2~3年、わが社の調査船『第一海洋丸』に乗り込み、シェルナース調査のため瀬戸内海を巡るツアー?が恒例になっています。先週行ってきましたので、その珍道中をご紹介!

出発当日、岡山はどんよりとした曇り空。瀬戸大橋も普段はいい写真が撮れますが、曇り空には映えません…

しかーし!晴れ男である私にかかれば問題なし!現場に到着する頃には超晴れ空。基本、現場では船の上で待つ役割だったので、この晴天による暑さがボディブローのごとく体に蓄積されていきました(-_-;)

海の中は後に取っておくとして、初日の宿は、、、毎年恒例の船中泊。経費節約、という理由もあるかもですが、やっぱり1年に1回はこういう経験をしたいというのが本当の目的です(⌒∇⌒) 
食事ですが、これまでは島のスーパーで総菜やら乾きものやらを大量に買い込んでいましたが、今回は私の強い希望により鍋をつくることに。夏の暑い時こそキムチ鍋!!
男鍋は食材を分けて入れるという発想がなく、全て鍋にぶち込んだところ蓋が閉まらない(^^;
でも何とかなるもんで、しばらくして蓋を開けると、そこには食欲をそそる光景がっ!


そしてこの大鍋に作られたキムチ鍋を3人で速攻完食。船の中でおっさん3人が汗をだらだら流しながら鍋を囲む光景は圧巻です。

満腹と、心地よい波の揺れによりすぐに睡魔が襲ってきます。なんとも健康的な生活。風呂には入っていませんが。おやすみなさい(=_=)




二日目。やっぱり暑い!!!でも瀬戸内海はとてもきれいです。この日は朝から夕方まで調査づくし。そろそろシェルナースの効果についてもお話しましょうか。
調査場所は中四国を結ぶ『しまなみ海道』沿い。ここは10年ほど前からキジハタの放流、これに合わせて増殖礁などの基盤整備もされています。もともとの環境も良いのだと思いますが、近年はキジハタがかなり増えています。シェルナースでは50cmほどの大物から、6cmくらいの赤ちゃんまで、いろんな大きさのキジハタが同じ礁に生息しています。いろんな成長段階に合わせた餌場、隠れ場があるからでしょう(⌒∇⌒)

    こいつは50cmはある大物!     こっちは10cmくらいの坊や


さらに、試験釣獲としてお客様がシェルナースで釣りをされたところ、30cmオーバーのキジハタが1度に2匹も付いてきました!餌は1個の針にしか付けておらず、伴侶を追ってついてきたのか、それとも餌の争奪戦を繰り広げて誤ってかかってしまったのか、事実は聞けないので分かりません。。。


2日も汗、潮まみれになっていると、さすがに風呂に入らないとおかしくなってしまいそうなので、2日目は島の民宿に宿泊。風呂がチョー気持ちい!エアコンの入った布団で寝るのがチョー気持ちい!いつも何気なくやってることのありがたさを感じられる旅でもあります(´∀`*)

3日目、暑くて何も覚えてなーい!

来年も楽しみ!

おしまい。