締め切り前夜です。目をこすりつつこれを書いてます。
思い返せば夏休みの宿題も31日の晩に半泣きでやってた気がします。
三つ子の魂百まで、とはよく言ったもの。
・・・準備が大事、というお話。
なんだかんだとフルマラソンを2年連続で完走し、タイムはともかく長距離走に自信を付けてきた頃。地元・岡山の大会にも興味が湧き、平成6年から続く歴史ある「そうじゃ吉備路マラソン」のハーフにエントリーすることにしました。
10kmランに出走するA先輩を会場まで乗せる約束をし、眠りにつきます。
で、当日・・・まさかの寝坊!
イヤ、待ち合わせの時間に遅れるとかではないのですが朝メシをとる時間が・・・
車の中で、とも思いましたが、エエィ現場に着くのが先だ!とばかりに会場へ向かいます。
ここで勘違いというか。
今まで参加していたマラソン大会は前日エントリーが基本でした。ゼッケンを受け取って一旦帰宅し、当日に余裕を持って出走準備をするのが普通。
ところが今回は初めての当日エントリー。
ごった返すエントリー会場!黒山の人だかりの中なんとかゼッケンを受け取りますが、この大会、フル、ハーフ、10km、5km、3km、ファミリーランと様々な人が縦横無尽に行き交います。オレ、どこ行けばいいの??
しかも小雨。2月の小雨は辛いッスよ。
A先輩に「また会えれば」と言い残しスタート地点へ向かいます。
(まぁ、会えないんですが)
なんとか列に並びスタート。
メインストリートを東に抜け、古墳群を駆け抜けます。
備前国分寺に差し掛かる5km地点。身体を必死に動かしますがどうも調子が上がらない。
そういや朝メシ食いそびれたなぁ、と今さらながら思い出します。
ふと足下に目を向け「あっ」と気が付きました。
靴紐を結んでない。パカパカやん、そらアカンわ。
少し空き地に身体を避けて靴紐を結び直し、気を引き締めて再スタート。
すぐに差し入れのクリームパンを頂きました、がこれがデカイ!
走りながら息が詰まりそうになりました。
・・・う〜ん、やっぱりペースが上がらん。
ここから先は特におもしろいことも無く。
明らかにガス欠を実感しながら周りのコスプレランナーに抜かれつつ、息も絶え絶えにフィニッシュ。時間は一応の目標だった2時間を切れず、気持ち的には惨敗でした。
やはり慣れていないことにはとにかく事前の準備が大事だね、と思ったレースでした。
しかしビックリしたのは目の前を走っていたコスプレランナーさん。
額縁を模した1m角の木枠を持って走り終えたかと思うと、すぐにゼッケンを取り替えてお子さんとファミリーランに向かってました。スゲェ