2019年3月15日金曜日

 釣りについて書こうと思いましたが、社内には私以上の釣り好きが3名はいますので、今回は山登りについてにします。
 山登りと言ってもハイキングに毛の生えたようなレベルで、主に日帰りで行けるところに、思い立って登りに行くような感じです。
 昨年は、とある休日にふと思い立って、鳥取県の大山(中国地方では一番高い山)を日帰りで楽しんできました。大山は岡山から気軽に行けることもあって、過去に5回以上は登っています。中国山地とは離れた独立峰で、伯耆富士とも呼ばれています。基本的に植林の行われていない天然の植生が楽しめるところで、バードウォッチングも兼ねて出かけることが多いです。夏山登山道が整備されており、一昔前までは岡山県の中学生は皆登りに行かされたとか・・・
 さて、こんな感じで書いているとかなりお気軽な山のような気がしてきますが、高低差が1000mくらいあり、なめてかかると痛い目にあいます。そういう私も初めて登ったのは入社1年目、社会人1年目の若くて体力に満ち溢れていた時でしたが、何気なく登ったらかなり痛い目にあいました。当初は頂上まで登ることは考えておらず、中腹の野営場付近でバードウォッチングを楽しんでいたのですが、ふとせっかく来たのだから頂上まで行ってみるかと気軽に考え、普通のスニーカーにあまり伸び縮みしない作業服ズボン、飲み物食べ物一切持たずに、三脚にフィールドスコープを抱えて登り始めました。すると、今考えれれば当然のことながら、途中から脚が上がらなくなります。数歩歩いては休みといった感じで、およそ3時間くらいはかけて、ひーひー言いながらなんとか登頂。頂上付近の気温は4℃。上半身はTシャツ1枚だったので、今度は寒いこと寒いこと・・・。小屋の中で20分ほど休んでさっさと下山。下りは体力的には楽で、登りの約半分の時間で降りたのですが、翌日は激しい筋肉痛がやってきました・・・。
 だらだらと書いていたら結構長くなりましたね。こう書いてみると嫌な思い出のように感じられますが、次からはしっかりと登山靴や飲み物も持っていくようになり、最近はランニングで体力がついたためか、昨年思い立って日帰りした時は、約1時間半で登りきることができました。眺望も最高に良く、いろいろな野鳥も見れる楽しい山です。ぜひ、皆さんも機会があったら登ってみてください。装備と体力をそれなりに整えてから・・・。