仕方がないので書きやすい車ネタで行かせてもらいます。
軽自動車の話でも多少触れましたがエンジンオイルの話でも。
車のエンジンオイルの交換時期に付いて、個人的に聞いたことがあるパターンは下記のような感じです。
- 走行距離3000km毎に交換
- 走行距離5000km毎に交換
- 3ヶ月に1回交換
- 1年に1回交換
- 交換しない
自動車整備やってるところやカー用品店でオイル交換すると交換時期の目安として走行3000kmを提示されるケースが多いので、上2つくらいが一般的な目安じゃないかと思います。
3ヶ月で交換するというタイプの人は2種類いて、ディーラーとの付き合いがあるから距離と無関係に定期点検で交換してるという人と、走行距離がかなり伸びているのはわかってるけど一定距離を超える都度交換する隙がないから3ヶ月に1回は交換しているという人です。
1年に1回って人は、月に数回しか車を使わず「正月に遠方へ帰省する前には交換してる。それ以外は知らん。」というタイプです。
そして「交換しない」って人は「オイル交換?車検で交換してくれるじゃん?」と言い放った豪の者です。
一人暮らしの兄ちゃんなので家族が交換してる可能性も無し。通勤にも使ってて毎日乗ってるその車(中古で買ったアルト)は自分が把握しているだけでも3~4年間普通に走ってました。
というわけでエンジンオイルの交換時期については諸説あるわけですが、個人的には「劣化したら交換」です。潤滑性能はエンジンの吹け方で分かるから「こりゃダメかな」っていう自分の感覚で交換してます。
走行距離を確認すると大体2500kmから4000kmくらいですが、変なオイルを使ったり、山を走る頻度が高いと1000kmくらいでダメな時もあります。
エンジンオイルの劣化は走行距離にはあまり関係がなく「どれだけエンジンを回したか」と「オイルの性能」で決まるからだろうな~と個人的には思ってます。
無論、同じような乗り方をして同じオイルを交換していれば同じ距離で劣化するので、走行距離は目安としては十分です。上記の通り自分の感覚でも3000km近辺で劣化を感じているので、3000km交換は実態とも整合しています。エンジンを回さない運転を心掛けているエコ運転な人なら5000km交換でも十分なのかもしれません。
「オイルの質は関係ない。安いオイルでもマメに変える方がエンジンにいい」という話もたまに聞きますが、経験上、質の悪いオイルは入れた瞬間から潤滑性能が低いので、悪いものを何度入れ替えても良いことにはならないような気がします。
潤滑性能が「劣化した高性能オイル > 新品の格安オイル」ということはままあることで、お店が推してくる謎の外国製オイル(某隣国製)に交換したら交換前より調子が悪くなった事も。(勉強代と諦めて、すぐにまともなオイルに交換しました)
可能ならMobilとかCastrolとかのメジャーどころを入れたほうが良いと思います。
RedlineとかNutec、Castrolでも2000円/Lクラスを使うとまた違った世界が見えてきますが、それはもう趣味の領域なのでオススメはしません。でもターボ仕様の車に乗ってるなら1回くらいは良いオイルを試すのも面白いと思います。普通のオイルに戻れなくなっても知りませんが(笑)
そんなこんなで個人的にはこだわりがあったりするエンジンオイルですが、2年おきの車検でしか交換しなくても壊れなかったという例(全く保証もオススメも出来ませんけど)もあって実際にはかなりの安全マージンがあるような感触なので、自分が思ったタイミングで好きに交換すればいいんじゃないかと思います。
でも大事に乗りたい車ならやっぱり3000km交換でしょうか。