2010年11月26日金曜日

生き物を美味しく食べる!!

小生担当のスタッフのつぶやきもこれが最終回! 今、とても業務が忙しくて、つぶやきの締め切り1時間を切っている状況でセッセと書いております。

さて、今週は生き物を美味しく食べる人の知恵を紹介します。




まずこの写真は何でしょう???

これは、島根県の民宿のお弁当に出てきた食べ物です。これを合体させると・・・

正解は、「アメフラシ」でした。島根のある地方では、このアメフラシを食べる習慣があります。漁師さんの中にはアメフラシを専門に漁をされている方もいらっしゃるとか。凄いです。実は、生のアメフラシを小生は食べたことがありますが、苦くてさすがに食べることが出来ませんでした。しかし、この料理されたアメフラシは、だし醤油に付けられていて、食感も良く、美味しかったです。まさに、地元の方の知恵と言えるでしょう。




続いては、ご飯にかけてある食べ物です。何がかけられているでしょうか?


正解は「アカモク」でした。アカモクは宮城県では、普通に食べられている食材とか。小生も噂には聞いていましたが、実際に頂いたのは初めてです。最近、アカモクは健康によいことや水質浄化に役に立つことで注目を集めている生き物ですね。実際に頂きますと、若干の苦みがあるのですが、とろろ芋の様に凄く粘ついて、これが美味いです。がんばれそうな食材です。
さすがに瀬戸内海のアカモクは食べることは難しいかな?と思っていましたが、昨日、香川県の方にそのことを聞きましたら、偶に食べているとのことでした。そうか、今度、瀬戸内海のアカモクを頂こう!!




続いては、この炊き込みご飯は何の食材が入っているでしょう?


正解は、「アコヤガイの身」でした。アコヤガイと言えば真珠なのですが、真珠を取ったあとの身を使って炊き込みご飯にしています。食感と貝の旨味が最高です。なかなか市場に出ることが無いそうです。真珠が出来て、身を食べることが出来て、さらに貝殻はJFシェルナースに! 残すところが全く無い、まさに循環型社会にマッチした生き物であります。


日本各地では、色々な生き物がいます。食べることの出来ないと思われている生き物でも、実は日本そして世界では、食べられているかもしれません。人々の食べるための知恵を有効に利用すれば、食物問題の一助になるかもしれませんね。

1ヶ月間、おつきあいして頂きましてありがとうございました。