どうも。健康診断に行きました。一般的なものなのです。受けた病院では受診者が多く、各項目毎に看護士がついてました。ほぼ、同じセリフしか聞こえません…。「次はそちらへ」とか「ここに手を」とか。
泳げタイヤキ君です。受診者はタイヤキ、看護士さんはタイヤキ機でしょうか。お互いが感情を出すことなく、こちらはベルコンベアーに乗ってるみたいに進んでいきます。その状況にこらえきれず後半はたくさん喋りかけました。一番愛想が良かったのは採血された方、一番無愛想だったのは、身長・体重の方でした。。。
さて、そんな後に事件は起きました。
受診が終わり、更衣室に戻ったときのことでした。ここの更衣室は暗証番号を4ケタ設定して開閉するようなっています。戻って自分のロッカーに4ケタ入力しても開かないのです。今回初めての番号で設定していたので、もしかして間違っているのか?不安になり、何度も思い返して、やはりこの番号だともう一度入力しました。
やはり開かないのです。
まずいぞ!自分が良く使う番号もいくつかあるので、それらも試しました。…開かない。。
そして、周りの視線がめちゃ気になる。。ずっと、ロッカーの前で、「ピ、ピ、ピ」と音を出している訳だから、周りにも聞こえるよね。
もう、こうなったら妄想も膨らんでいくばかりです。最初更衣室で着替えてたとき、隣の奴がいたから暗証番号を見られ、筆者が受診している隙に中身を盗んだのでは?しかも暗証番号を変えて、それを気づくのを遅らせているのでは?と。。。
そうこうしている内に、聞きなれない音がしたのです。「ピーーーッ」と結構長めの音が。
しまった~!間違いすぎて、ロックがかかったと瞬時に分かりました。
声まで出ちゃいました。。「やっちまった~…」
受付カウンターにいた看護士さんに事情を説明。すぐさま現場に戻り、「このロッカーです」と伝えました。看護師さんも番号入力し「ロックがかかってますね」と、少しだけ面倒オーラを出した。
続けて、看護士さんはこういった。「念のため、隣のロッカーでも試してしみましょう」
「ピ、ピ、ピ、ピ、ピー」
普通に開いた…。
隣の人、ごめん!!!しかも犯人扱いまで…。ごめん!!!!!
看護師さんに感謝お礼を伝え、隣のロッカーについてきいた。鍵であけるとのこと。。
着替えを済ませ帰り際、受付にもう一度お礼と隣の人への謝罪を伝えた。みんな笑顔で応えてくれた。
人の温かみと、確認の大切さを感じた健康診断であった。