さて。ようやく「神戸マラソン」本番の11月の話。
前日に神戸国際展示場で登録を済ませます。
ここは1号館でゼッケンを受け取り→2号館でスポンサーブースでランニンググッズを買い→3号館で記念グッズをもらう、と非常に広く展開されており、グルメゾーンと称する出店もあったため、その気になれば1日過ごすこともできたんですが、書いてたら長い上にオチも無かったんで省略。
あ、Qちゃんいました。
・・・
日は明けて。マラソン当日。
クォーターは09:30スタートですが、08:00までに荷物を預けたりしなければいけないため、07:00過ぎには中心街の三宮へ。
実家近くのバス停からすでに「いかにも走りに行きます」的なカッコウの方がちらほら。みんな速そう。バスの中で話しかけていただいたお母さんは、息子さんの伴走で前年に引き続きフルマラソンを走るそうです。スゲェ
手荷物を預け、ストレッチ。
皆さん黙々と集まってきます。出来る限りアップに時間をかけたいとこなんですが、スタート位置は早いモン勝ち。クォーターでも2,000人いるんで、後方スタートは何かとツライです。三宮の朝はビル街のため日陰も多くそれなりに寒いんですが、ガマンしてスタート1時間前には並ぶことにしました。
・・・ただ、ここから長い。
スターティングセレモニーで誰かの挨拶。見えん。
さらに、なにやら遠くで歌声が聞こえます。どうやら、被災地である神戸・岩手の高校の合唱部が復興の歌を歌っているようです。
何度も書きますが、自分はクォーター出走者。メインは18,000人にも及ぶフル出走者で神戸市役所前を埋め尽くしており(今google mapで調べたらフルの列は450mくらい延びてました)、クォーターは脇道で彼らのスタートを待つ身。
セレモニーは見えず。音も遠い。
日陰のビル風が徐々にカラダを冷やしていきます。きっといい歌なんでしょう。神戸生まれの自分には、そこに込められる気持ちもよく分かります。やや白い息を吐きつつ、ぐっとガマン・・・・
・・・(終了)
・・・♪〜
!!二曲目かい!! 思わず、見知らぬランナー数人から同時に突っ込みが。
この辺、さすが関西。
ちなみに合奏もありました。ハハ
最後に黙祷。
ランナー、スタッフ、ボランティア、沿道の方々が一斉に目を閉じ、空撮のヘリの音が遠くで響く中、神戸の街がキィンとした耳鳴りが聞こえるくらいの静寂に包まれます。このときばかりは、姿勢を正し、追悼の念を送ると共に復興への願いをマジメに込めました。
(余談ですが、この大会は東北の被災地からの参加者も多数おり、隣におられたご夫婦もこれを示すグリーンのリボンを付けていました。頑張れニッポン)
ここでいったん区切ります。
次回、ようやく出走。