さて、前回の続き。今回はトレーニング編。
姉弟でただひとりクォーターマラソンに当選したところからのお話。
元々、入社以来「なにかあっても会社くらいまでには行けるように」とのコンセプトから、自宅←→会社間の約6kmは走れるようにしておこう、とランニングをしていました。
しかし、春先に始めるものの、夏に(忙しさにかまけて)中止して秋に再開出来ず。そのまま年末年始に脂をダラダラと蓄え・・・といったサイクルが数年来定着。
しかも、2年前には一発奮起した新春早々に右足首の靱帯をプチッとやってしまい、これが元で腰痛にも悩まされることに。
今でも就寝前のストレッチは欠かせません(よくサボって翌朝後悔しますが)。
お陰で、一時期は入社時よりも10kg近く増量。会社のYさんより「太ったよね?」なんて言われショックを受けるも、思うように身体も動かずランニングも途切れ途切れ。心身ともにだいぶしんなりしておりました。
・・・そんな折、神戸マラソン当選のお知らせ。
これまでのリベンジを果たす大チャンス到来。受かったからにはやったるわい。
と言いつつも、基本的にはやることは変わらない。
変わったのは11月、つまりは5カ月後に目標が出来た事。
会社から帰って、食事をとり、子どもを寝かしつけてから(ちょっと消化を待ちつつ準備をして)スタート。
大体10時半くらいからでしょうか。いつも通りの6kmの距離を走り、帰宅後、資格の勉強を少しする生活を週3~4日のペースで続けました。
(正直、資格の勉強はかなりの確率で寝オチ。結果は言わずもがな)
苦手な8月は現場が重なったこともあり走れない日々が多かったんですが、続く9月には本番に備えて距離を6km → 10kmに。
最初は1時間以上かかっていたのが、徐々に短縮。ペースは週1程度に落としつつ、体力は順調に仕上がってきました。
・・・ここまで書くと、「コイツ走るの好きなんやなぁ」と思われるかもしれませんが、実のところ、全くの逆。↑のリハビリとダイエットを兼ねて、腰痛と足の怪我におびえながら、「しかたな~く」走ってるんです。
今でも、走りながら「今日くらい歩いたら??」なんて、自分の中の悪魔が耳元でささやきます。
ちょっと現場が立て込んだ後なんて、スタート直後から大きめの悪魔が付いてきて「近道してさっさと帰れば?」とかジツに魅力的なお言葉をくださるわけです。
これらのお誘いを丁重に断り、時に食べ過ぎた夕食の逆襲に耐えながら、来るべき11月を迎えました。
この間、姉に「走ってるか?」とメールしたところ、
「いやぁ~目標がなくなっちゃって・・・」だって。
やっぱりか・・・