3回目。やはり愛媛県。宇和島城です。
宇和島は仕事の関係上、機会多くこれまでにも何度か走っており、調べてみたところ少なくとも5回は市内のあちこちを徘徊してました。一番最近は2月。夜明け前の曇り空の中スタート。時計回りに城山を周り東手の桜門から入ります。天守までの標高は74mですが、原生林のような鬱蒼とした山道の中、平石の不規則な階段を登ることになります。冬場だと真っ暗ですね。
登り切ると開けた平地の奥に天守が聳えます。
宇和島城は街中に盛り上がった丘の上に立つ平山城で、かつ周囲に海堀を巡らせた海城でもあります。古くは平安期、海賊・藤原純友に対する砦として築かれた板島丸串城を基として、藤堂高虎が建造を開始。その後、独眼竜政宗の長男である伊達秀宗が入城し、長くこの地を治めるための藩庁として機能しました。別名「鶴島城」。
天守のある広場から西側に広がる宇和島湾が一望できます。