2022年9月16日金曜日

 3回目。やはり愛媛県。宇和島城です。

 

宇和島は仕事の関係上、機会多くこれまでにも何度か走っており、調べてみたところ少なくとも5回は市内のあちこちを徘徊してました。一番最近は2月。夜明け前の曇り空の中スタート。時計回りに城山を周り東手の桜門から入ります。天守までの標高は74mですが、原生林のような鬱蒼とした山道の中、平石の不規則な階段を登ることになります。冬場だと真っ暗ですね。

 

登り切ると開けた平地の奥に天守が聳えます。


宇和島城は街中に盛り上がった丘の上に立つ平山城で、かつ周囲に海堀を巡らせた海城でもあります。古くは平安期、海賊・藤原純友に対する砦として築かれた板島丸串城を基として、藤堂高虎が建造を開始。その後、独眼竜政宗の長男である伊達秀宗が入城し、長くこの地を治めるための藩庁として機能しました。別名「鶴島城」

 

天守のある広場から西側に広がる宇和島湾が一望できます。

調査の無事を祈って黙礼。BGMはラジオ体操第一。

下ってからさらに外周を走りますが、宇和島城は南北に長い五角形をしており何度か角を曲がったところで方角が分からなくなります。なぜか毎回。なんとかホテルに帰り着き、お仕事に向かいました。

 

コロナ対策のため朝晩の食事もホテルの自室で済ませ、前後に大したエピソードもありません。仕方がないので最後に宇和島名物「たいめし」のご紹介。無限にイケます。